オーバーロード14滅国の魔女 発売日決定

引用元:【KADOKAWA公式ショップ】オーバーロード14 滅国の魔女 フィギュア付特装版: 本|カドカワストア|オリジナル特典,本,関連グッズ,Blu-Ray/DVD/CD ごきげんよう。 オーバーロード14 滅国の魔女 フィギュア付特装版 オーバーロード14 滅国の魔女 フィギュア付特装版 発売日:2020年03月12日 オーバーロード第14巻フィギュア付き特装版が登場! 造形師安藤賢司の手により、スタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウンを手に歩を進めるアインズの偉大な姿が究極立体化! オーバーロード第14巻の発売日がアナウンスされた。特装版に至ってはフィギュア付きでの発売となる。 オーバーロード14 滅国の魔女 オーバーロード14 滅国の魔女 総ページ数: 576ページ これまでのオーバーロードで最もページ数の多かったオーバーロード第13巻の563ページを超えるボリュームは嬉しい所。上下巻に分かれた聖王国の聖騎士とは異なり今回は一冊で収まる点も良いと思う。 2020年03月12日 発売日に読破したいと思ったり。

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小説家になろうのおすすめ作品「本好きの下剋上」

出典:「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」特設サイト ごきげんよう。 小説家になろう 以前、小説家になろうの中から、おすすめできる作品としてオーバーロードを挙げた。 書籍版は「このライトノベルがすごい!」の単行本部門で2017年版で一位となっている。 今回また一つおすすめできる作品を挙げたい。 本好きの下剋上 おすすめするのは 本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 公式サイトもある。 書籍版は「このライトノベルがすごい!」の単行本部門で2018年版、2019年版で一位となっている。 漫画化もされている。 Kindle Unlimited/Prime Readingである程度までは読めるので、アマゾンプライム会員なら「小説家になろう」より書籍版や漫画版から読むほうが良いかもしれない。 おすすめポイント おすすめするポイントとしてオーバーロードと最も異なる点として、既に完結していることが挙げられる。 異世界転生という点については共通するが、他の点についてはかなり差異がある。 ゲームキャラクターが転生後の自分となるテンプレート設定の走りだったオーバーロードと異なり、ゲームは全く関わらず、ステータスやスキルやレベルといった概念を持ち込んでいない。何より、転生後の目的が全く異なる。この辺りは実際に読んで楽しむ部分だろう。序盤は地味だが、後半の盛り上がりが心地よいので最後まで読んで欲しい。

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TPP11が12月30日発効で著作権は死後70年に変更

ごきげんよう。 「TPP11」12月30日発効 青空文庫はどうなる? 「TPP11」12月30日発効で日本の著作権は「死後70年」に変更が確定 環太平洋連携協定(TPP)に参加する11カ国の協定「TPP11」が12月30日に発効することが確定した。これにより日本の著作権は「死後70年」に変更されることになり、青空文庫の今後を心配する声が上がっている。 TPP11は基本的には賛成なのだが、こと著作権については良いことばかりではない。端的に言えば20年分の新たな共有が遮られ、遅れることになってしまう。 青空文庫 作家の死後50年のタイミングで作品を公開してきた青空文庫は、新しい作家の追加を当面ストップせざるを得なくなる。青空文庫は今年7月に「これからの20年に向けて」と題し、「TPPのために明日すぐ当文庫が閉鎖されることや、保護期間延長によって青空文庫の活動そのものがなくなるといったことはありません」としつつも、「公開できるものと信じて作業を進めていたものの一部も、一時中断せざるを得ないでしょう」 青空文庫はそれなりに読んでいる。夢野久作や芥川龍之介などを始め、大御所はかなり読んでいる。このように青空文庫は文学の共有財産として非常に有用で充実している。それが新規追加が一時(20年)中断となることは非常に残念だ。三島由紀夫の金閣寺を青空文庫で読むのは2年ではなく、22年待つことになりそうだ。 正式発効 正式発効を迎えるタイミングで、何らかの新しいアナウンスもありそうだ。…

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小説「幼女戦記 (3) The Finest Hour」を読んだ

ごきげんよう。 小説「幼女戦記 (3) The Finest hour」を読んだ。 内容の概要については目次をご覧いただきたい。 まず、「ひらけ、ゴマ」ではローマに対するハンニバルのカンネーの戦いを彷彿とさせる戦略的な金字塔を打ち立てるという、最初からクライマックスの展開となっているので、是非とも楽しんでもらいたい。 それ以後については、ある特定の固有名詞が頻出する。「ダンケルク」だ。書籍内の解説でも取り上げあれているが、事前に詳細を知っておいたほうが物語への理解も深まると思う。概要としては、第二次世界大戦時にドイツ軍の侵攻から、フランス・ダンケルクからあらゆる船舶を総動員した英仏軍のイギリスへの撤退作戦。後のドイツ軍が敗戦したのは周知のとおりだ。 2017年の映画に「ダンケルク」があるので、そちらをご覧になるのもよいと思う。 その後の南方戦役には島津の関ヶ原からの敵中突破(島津の退き口)が引用されている。捨て奸(すてがまり)の戦法が使われ、島津義弘が撤退する際に甥の島津豊久ら多くの犠牲を出しながらも生きて薩摩に戻ったのは際立った挿話として有名なので、こちらも知っておくと良いだろう。平野耕太のドリフターズ1巻の冒頭の話といえばご存知の方も多いかもしれない。 ということで、過去の著名な戦史を知っていれば、より楽しめる内容となっているので予習しておくと良いかもしれない。架空戦記の楽しみ方としては露骨だが全うだと思う。 著名…

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小説「幼女戦記 (2) Plus Ultra」を読んだ

ごきげんよう。 小説「幼女戦記 (2) Plus Ultra」を読んだ。 架空戦記の本領発揮で面白い 以前に触れた「幼女戦記 (1) Deus lo vult」でのレビューではWEB版やアニメ版、コミック版にも触れたので、入門編としてはそちらから見ていただきたい。 今回は既に「幼女戦記 (1) Deus lo vult」でのレビューを一読されている前提で、純粋に「幼女戦記 (2) Plus Ultra」について、語っていきたいと思う。それではまずは「幼女戦記 (2) Plus Ultra」の目次をご覧いただきたい。 前巻「幼女戦記 1 Deus lo vult」では個人、或いは部隊の部隊員という立場での実戦や、試験要員や大学生活、部隊錬成訓練など、豊富な経歴を紐解く前段階といえる話だったが、「幼女戦記 (2) Plus Ultra」では満を持しての部隊長として部隊を率いての最前線での実戦に突入していく。 架空戦記としての本領発揮といえる、部隊指揮による最前線での活躍は鮮烈だ。適切な準備と相互認識によって物事が順調に進み、部隊の練度が見えてくるのは心地よく感じる。 物語は大きな作戦の準備段階「前進準備」までで切られているので、続きが気になることだろう。 おすすめです。

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小説「亡国のイージス」を読んだ

ごきげんよう。 小説「亡国のイージス」を読んだ。 矛盾と疑惑と国家と自身でぐちゃぐちゃなって、七転八倒しながら、イージス化された護衛艦上で沸騰する物語。 映画化もされている。 薄っぺらい人物像のままで人形劇のような展開をする作品も多い中、人物の掘り下げが良くされていて好感が持てる。またそれが物語に密接に関係する形となっているのは見事だ。 遅ればせながらも、憲法改正が現実味を帯びてきたことは、脅威が現実に大きくなったからでもあり、そんな一例をフィクションとして20世紀に取り上げていた作品。別の作品となるが、漫画で毛色は大分異なるが沈黙の艦隊なども似た警告が含まれた作品といえる。 おすすめ。

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小説「幼女戦記 (1) Deus lo vult」を読んだ

ごきげんよう。 小説「幼女戦記 (1) Deus lo vult」を読んだ。 以前に小説家になろうの中から、おすすめ作品としてオーバーロードをおすすめしたが、こちらは連載はArcadiaでWEBで行われいるが、小説家になろうでは連載されてない。既にアニメ化され、コミック化もされている。しかしWEB版からは書籍版は加筆修正が大きく行われ、途中経過でも違いは顕著に出ている。 WEB版だけで満足している、あるいはアニメ版のみで原作となる、WEB版から大幅に加筆修正された書籍版幼女戦記を読まずにいる層がいるのではないかと考えると、オーバーロードと同じく、レビューをしないのは違うなと思い至っている。 WEB版との違いを指摘してもいいのだが、ここではWEB版で作者がコメントしている一文を引用させてもらいと思う。 本作は、戦略的敗北を現場がのたうち回るという形で末期戦の本旨に忠実です。 要は作品の本旨は、のたうち回る末期戦であり、異世界転生や幼女は要素の一つでもあるということです。タイトルで損をしている作品だとずっと思っていますが、一読する価値の有る作品であるという評価は変わりません。 さて、本作については電子書籍で購入している。ぶっちゃけkindleで購入した。ちょうど良いので、Fire7とKindle WhitePaperで冒頭部分の披露と比較をしておきたい。 Fire7とKindle WhitePaperではカラーと白黒と…

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小説「オーバーロード3 鮮血の戦乙女」を読んだ

ごきげんよう。 小説「オーバーロード3 鮮血の戦乙女」を読んだ。 小説家になろう版との違い ここでも、1巻、2巻と同じくまず、小説家になろう版との大きな違いを指摘しておきたい。運命が大きく変わった登場人物も居るが、それよりも注目すべきは、小説家になろう版では無かった決定的に異なる展開が追加されていることだ。書籍版で曰く「幾多のもしが積み重なったのは、逆にいえばそれは必然だったのかもしれない」ここでいう「幾多のもし」は小説家になろう版との違いであることであると言えるので、この展開こそが書籍版の醍醐味といってもいい。実際、書籍版の山場を築く転換なので大きな評価をするべきだろう。そしてこれ以降の物語の方向性にも大きな影響を与えており、小説家になろう版と大きく枝分かれした分岐点になったと考察している。 書籍に付属している挿絵 さて、書籍に付属している挿絵等について。書籍の巻頭には扉絵として3ページ分のサイズで2つ、小説家になろう版との違いを象徴する場面でもあるが、何れもシャルティアの一騎打ちの戦闘シーンが掲載されている。また1章から5章に章分けされているが、章ごとに5枚の表紙挿絵が用意されいる。各章ともナザリックのキャラクターの紹介とも取れる場面を採用している。巻末にはゲームステータス表示を模した形で4人のキャラクター紹介が行われている。巻頭扉絵の2つに加え、5章の表紙挿絵ともなっており3巻のサブタイトルとなっている鮮血の戦乙女こと、シャルティア・ブラッドフォール…

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小説「オーバーロード2 漆黒の戦士」を読んだ

ごきげんよう。 小説「オーバーロード2 漆黒の戦士」を読んだ。 小説家になろう版との違い ここでも、1巻と同じくまず、小説家になろう版との大きな違いを指摘しておきたい。小説家になろう版では主人公は根拠地に残ることを主体とし、ナーベこと、ナーベラル・ガンマを単独で送り出している。アニメ版や書籍版しか知らない方は数々のやらかしをしていそうに想像し、非常に危なっかしいと驚かれるのではないかと思う。書籍版で追加されたキャラクターが登場するかと思えば、敵役の重要人物が未登場で運命が変わっていたりと、少しずつではあるが、バタフライエフェクトのような効果を発揮し、物語は書籍版との違いが次第に鮮明となっていく。 書籍の挿絵等について さて、書籍に付属している挿絵等について。書籍の巻頭には扉絵として3ページ分のサイズで、星空の下に食事を取りながら談笑する依頼人と冒険者達が勢ぞろいの一枚絵と、クライマックスの一騎打ちの戦闘シーンが掲載されている。読後に改めてみると切ない気分になるだろう。また1章から4章に章分けされているが、章ごとに4枚の表紙挿絵、4章にはクライマックス用に追加1枚の挿絵が用意されいる。1章では前途多難と頼りなさを見せているが、クライマックスではそれを払拭してみせているのは面白い。巻末にはゲームステータス表示を模した形で4人のキャラクター紹介が行われている。1巻では紹介されなかった階層守護者と2巻で活躍したナーベラル・ガンマとペットが選択されている。ナザリ…

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小説「オーバーロード1 不死者の王」を読んだ

ごきげんよう。 小説「オーバーロード1 不死者の王」を読んだ。 書籍版レビューの意図 以前に小説家になろうの中から、おすすめ作品としてオーバーロードをおすすめしたが、個別に書籍版について1巻毎の詳細なレビューは敢えてしていなかった。既にアニメ化されCM映像を含めて紹介済みであり、かつ詳細なネタバレは望まないという点、WEBで無料で閲覧できる小説家になろう版前編と後編が読める環境にあるといった要因から避けていた。 しかし、小説家になろう版で満足している、あるいはアニメ版のみで原作となる、小説家になろう版から大幅に加筆修正された書籍版オーバーロードを読まずにいる層がいるのではないかと考えると、レビューする意味も有ると考えを改めた。 小説家になろう版との大きな違い まず、小説家になろう版との大きな違いを指摘しておきたい。主要登場人物が異なり、小説家になろう版にはアルベドとマーレというキャラクターが登場しない。二人は重要人物であり、アルベドはヒロイン兼、宰相の立場であり、マーレは既存キャラクターのアウラを姉としているので、アニメ版や書籍版しか知らない方は非常に驚かれるのではないかと思う。それ以外にも大筋は同じでありながらも細部ではかなり異なる展開や描写となっている。 書籍の挿絵等 さて、書籍に付属している挿絵等について。書籍の巻頭には扉絵として3ページ分のサイズで主人公サイドの主要人物勢ぞろいの一枚絵と、根拠地であるナザリック地下大墳墓の全容図が掲載され…

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