バッファローのルーターWSR-1800AX4Sを設定した

WSR-1800AX4S-WH__0100.jpg
ごきげんよう。

バッファローの古いモデルのルーターから新しい機種に買い替え

今まではバッファローの古いモデルのルーターだったが、Wi-Fi6対応していない上にセキュリティがWEPだったことから慌てて新しい機種を探すことになった。
購入したのはこれ。
バッファロー WiFi 無線LAN ルーター Wi-Fi6 11ax AX1800 1201+573Mbps Easy Mesh 対応無線LANセット (WSR-1800AX4S/NWH(単品))


バッファローWi-Fi6ルーターWSR-1800AX4Sとは

詳細はバッファローの製品サイトを閲覧してもらうとして、主要なところを箇条書。
Wi-Fi6対応。5GHz最大速度1201Mbpsの最新規格IEEE 802.11axに対応
周波数範囲(チャンネル):2.4GHz / 5GHz: 両バンドに対応
複数端末の同時通信を可能にする「MU-MIMO」に対応。
Wi-Fiセキュリティーの新規格「WPA3 Personal」に対応。互換モードで既存のWPA2対応端末との接続も可能

バッファローWi-Fi6ルーターWSR-1800AX4Sの設定難易度

実際に設定することになったが、役に立ったのは製品に付属の取扱説明書でもバッファローの公式サイトでもなく、Amazonのユーザーレビューだった。
背面のスイッチが2つありそれぞれ(AUTO、MANUAL)と(ROUTER、AP、WB)を選ぶ。
取扱説明書でもバッファローの公式サイトでもスイッチの設定と電源接続とLAN接続だけで良い感じに説明されているが、実際には問題が起こりAmazonのユーザーレビューでは上手く行かずに諦めた人もチラホラ見られた。一方で上手くいく設定を独自に探して正解にたどり着いたユーザーもいて解説してくれていた。その解説に納得したこともあり参考にしつつ起こった問題ごとに対応をしていくことになった。解説してくれていたユーザーには役に立ったを押しておいた。

環境と無線LAN(Wi-Fi)利用端末

光回線のモデムにバッファローWi-Fi6ルーターWSR-1800AX4Sを接続し、無線LAN(Wi-Fi)が利用できるようにする。無線LAN(Wi-Fi)を利用するのはchromebook、スマートフォン(Andoroid)、NintendoSwitch、AmazonFire7、KindleWhitepaper。

バッファローWi-Fi6ルーターWSR-1800AX4Sの背面のスイッチ設定

いろいろ試したが、結局はMANUAL、ROUTERの設定で前面のランプの状態がPOWER/WIRELESS/INTERNET/ROUTERすべて緑で正常となった。(AUTO、MANUAL)のAUTOは取扱説明書では設定するように記載されているが、失敗例がAmazonのユーザーレビューに乗っていることもあり必ずしも上手くいくわけではないと理解してほしい。

バッファローWi-Fi6ルーターの設定画面での変更

バッファローWi-Fi6ルーターに繋いだPCから192.168.11.1をブラウザで参照するとバッファローWi-Fi6ルーターの設定画面にログインできる。そこで一箇所設定を変更した。変更したのはInternetのIPアドレス取得方法。「インターネット@スタートを行う」から「DHCPサーバーからIPアドレスを自動取得」に変更した。ここの設定項目は環境によって正解が変わる部分なのでよく確認してほしい。
スクリーンショット 2022-01-19 163449.png

利用端末のWifi設定

chromebookのWifi設定は5GHzのWPA3にあっさり接続できた。問題なし。
スマートフォン(Andoroid)はWifi設定で動作が不安定になった。原因不明。再起動を何度か行ったあと5GHzのWPA3に接続できた。その後は問題なし。
Nintendo SwitchはIEEE 802.11 a/b/g/n/acに準拠。IEEE802.11ax(Wi-Fi 6)にもWPA3に対応していない。2.4GHzのWPA2(AES)があるのでそれに接続。問題なし。
AmazonFire7(第5世代)もIEEE802.11ax(Wi-Fi 6)にもWPA3に対応していない。2.4GHzのWPA2(AES)があるのでそれに接続。問題なし。
KindleWhitepaper(第7世代)もIEEE802.11ax(Wi-Fi 6)にもWPA3に対応していない。2.4GHzのWPA2(AES)があるのでそれに接続。繋がらずエラー。

KindleWhitepaperが接続できなかった理由と解決方法

解説しているサイトがあったので、そちらを紹介。
Amazon製品が5GHz帯Wi-Fiにつながらない時の対処方法(Fireタブ・Fire TV・Echoなど)
今回対象となるAmazon製品が古いので対処は少し違うが、根幹のところは説明されている。ざっくり言えば周波数帯の問題だ。2.4GHzのWPA2(AES)に繋ぎたいので設定も2.4GHz(11ax/n/g/b)の基本設定の倍速モードの帯域を「自動選択(20/40 MHz)」に変更。
スクリーンショット 2022-01-19 163346.png
その後にKindleWhitepaperを再起動後に2.4GHzのWPA2(AES)に接続できた。問題なし。

回線速度チェック

スマートフォンでGoogleのインターネット速度テストを行った。
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満足できる速度が出るようになった。

ルーター選びの注意点

ルーター選びの注意点をいくつか。
セキュリティがWEPの場合は急いで設定かルーターを変える
・利用する端末が対応している規格を確認し、その規格に対応しているルーターを探す
・複数端末を同時に利用する場合、同時通信を可能とするルーターを探す
・中古のルーターは避ける
・中華のルーターは避ける
 →中国製の安価なルーターに不審なバックドアが存在、積極的に悪用しようとする試みも
 (記事にあるメーカーのルーターはAmazonで販売しているので注意)

感想

速度は低速から高速に。セキュリティは脆弱から強固になった。wifi6やWPA3に対応している端末を持っていてもルーターが対応していないと低速、脆弱になってしまうので、古いルーターの人は確認したほうが良い。個人的には痛い目にあう前に対応ができて快適になったので本当に良かった。

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