娘の名前をネット会社にちなんだ名前にした両親

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ごきげんよう。

18年間無料のインターネットのために娘の名前を「ネット会社にちなんだ名前」にしてしまった両親が登場

18年間無料のインターネットのために娘の名前を「ネット会社にちなんだ名前」にしてしまった両親が登場
スイスのISPであるTwifiは、「子どもにTwifiの社名にちなんだ名前をつける」ことを条件にしたインターネットサービスのキャンペーンを実施。公式サイトで、赤ちゃんが男の子ならTwifius、女の子ならTwifiaと名付け、そのことを示す出生証明書をアップロードした人には、18年間無料でインターネットを提供すると告知しました。

日本のインターネットサービスプロバイダ(ISP)で有名どころを挙げるなら、So-net、NURO、ぷらら、ビッグローブあたりになるだろうか。これにちなんだ名前を付けられたならどうか。スイスのTwifiと単純な比較をするのはよくなさそうだ。少なくともビッグローブ君やニューロ君はごめん被りたい。

インターネットに使うはずのお金を娘の名義の口座に貯金していきたい

匿名を条件に地元メディアの取材に応じた両親は、「インターネットに使うはずのお金を娘の名義の口座に貯金していきたいと思います。そして、18歳になったときに車の免許を取得したり、車の購入にあてたりしてもらえればうれしいです」と話しました。

これが実際どのくらいの金額になるのか。日本の例を出して計算してみる。
新規契約(東京の光ファイバー・マンション料金比較)
3,209円/月が最安値となっている。10位で3,840円/月であることを考えると3,500円/月程度に考えるべきだろうか。
3,500円*12*18=756,000円
子供の命名権が756,000円と考えると妥当なのだろうか。とはいえ、これは現金や電子マネーで支給されるわけではなく、18年間無料のインターネットが提供される形なので、額面通りには受け取れないだろう。

奇妙な名前を付けられた子どもは犯罪に手を染めやすい?

2009年には「奇妙な名前を付けられた子どもは犯罪に手を染めやすい」ことを示す研究結果も報告されています。

これについては逆説的ではないかと思う。つまり奇妙な名前を付ける両親の下だと犯罪に手を染めやすい、と読み替えるべきだと。実際、奇妙な名前を付けられたことで親と決別したり、成年後に自力で改名したケースなどもあるので、一緒くたに見るべきではない。

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男(あだむ)や心姫(はあと)よりは、ぷらら君やぷららちゃんのほうがマシに思えるかもしれない。そういった意味でも「ネット会社にちなんだ名前」にした両親が心ある親であることを願う。

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