ごきげんよう。
目次
CentOS8のインストール準備
今回はGUIありのサーバーとしてCentOS8のインストールを行う。最初にすることはCentOS Linuxの公式サイトへのアクセスしてダウンロードサイトへ行くこと。
CentOS LinuxのダウンロードサイトからISOファイルをダウンロード
なお、今回はUSBでブートできるようにISOイメージをUSBに書き込んでいる。
Rufus ブート可能なISOイメージファイルをもとにブータブルUSBメモリを簡単に作成
USBをインストール先のサーバー挿入してダウンロードしたCentOS8 ISOイメージを起動。
CentOS8のインストール
ISOイメージを選択してブートしてインストール画面に遷移させる。
その後は難しい設定は特ないので問題はほとんど発生しない。
気を付ける点だけ。
ストレージの設定はメニューより、インストール先を選択するので、書き込み先が既にデータがある状態の場合は削除して書き込むように設定することも出来てしまうので、その辺りは環境によって決めなければならない。
ネットワークの設定
ネットワーク接続をスイッチをしてオンにする
環境に依るが、固定IPが必要であれば手動でlPv4のアドレス、ネットマスク、ゲートウェイ、DNSを設定する。
DHCPで良いなら、自動(DHCP)を選ぶだけで終わりだ。
日本語フォントの設定
CentOS8では日本語表示は出来ても入力ができない。そのため、インストール後に日本語入力のできるフォントを手動で入れる必要がある。
①ターミナルを開いて日本語入力に必要なパッケージをインストール
# dnf -y install libkkc libkkc-data ibus-kkc
②再起動
③「設定」から「Region & Language」を開く
④入力ソースの「+」ボタンを押す
⑤入力ソースの言語一覧が出てくるので「日本語」を押す
⑥「日本語(かな漢字)」を選択し、「追加」ボタンを押す
⑦入力ソースに「日本語(かな漢字)」追加されたら「日本語」を「-」ボタンで削除し「日本語(かな漢字)」だけにする
リモート接続を可能にするxrdpのインストールと設定
環境($ cat /etc/redhat-release ):CentOS Linux release 8.2.2004 (Core)
ターミナルを開く。
①EPELリポジトリをインストール
# dnf install epel-release
②xrdpとtigervnc-serverをインストール
# dnf -y install xrdp tigervnc-server
③xrdpの自動起動と起動の設定
# systemctl enable xrdp
# systemctl start xrdp
④fiwawallの設定
# firewall-cmd --permanent --zone=public --add-port=3389/tcp
# firewall-cmd --reload
Windows10からCentOS8へリモート接続
環境:Windows10
①スタートメニューから「Windowsアクセサリ」の「リモートデスクトップ接続」を選択
②コンピューターにIPアドレスかホスト名、ユーザーにrootか設定済みのユーザー名を入力して「接続」ボタンを選択
③接続できるとリモートデスクトップ画面が開きWindows10からCentOS8の操作が可能になる
今後はWindows10からのリモートデスクトップ接続によって、CentOS8側のモニターは無くとも作業することが出来るようなった。
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