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『フォートナイト』がガイドライン違反を理由にApp StoreとGoogle Playから削除。開発元Epic Gamesは即座に訴状とともにAppleのCM“1984”のパロディCMまで公開
『フォートナイト』がガイドライン違反を理由にApp StoreとGoogle Playから削除。開発元Epic Gamesは即座に訴状とともにAppleのCM“1984”のパロディCMまで公開
2020年8月14日、Epic Gamesの人気バトルロイヤルゲーム『フォートナイト』が、AppleのiPhoneやiPadなどのiOSデバイス向けストア“App Store”からガイドライン違反を理由に削除された。(2020年8月14日午前8時追記:Android向けのGoogle Playからも削除されたのを確認した)
AppleとGoogleに喧嘩を売るEpic Gamesは肝が据わっていて好感が持てる。
プラットフォームの寡占
争点となっているのは、いわゆる“プラットフォーム税”。Epic Gamesは今回の件以前から一貫して「これは多すぎるのではないか」と疑問を呈しており、2018年末には同様に30%の取り分で運営しているPCゲームストアのSteamに対抗するように、“88対12”(Epic Gamesの取り分が12%)の利益配分率でEpic Gamesストアをサービス開始している。
プラットフォームを押さえられると非常にまずいことになるというのは何事においても顕著だ。独占まで行くと一企業に利益設定はもちろん、規制や制限なども自由にされてしまい、それを受け入れる以外の選択肢が無くなる。だからこそ独占禁止法などもあるのだが、寡占の場合はこれを押さえることが出来ない。現在スマートフォン向けOSはAppleのiOSとGoogleのAndroidの寡占となっているが、横並びの利益設定となっている。それに一石を投じたEpic Gamesには称賛を捧げたい。
Epic Gamesへの要望
一つだけ、Epic Gamesに要望がある。日本語対応を頑張ってほしい。日本語対応して無いゲームは流石に気軽にはおすすめできないからだ。
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