Excelのせいで人間の遺伝子の名前が変更

computer_document_spreadsheet.png
ごきげんよう。

「Excelのおせっかい」のせいで人間の遺伝子の名前が変更を余儀なくされる

「Excelのおせっかい」のせいで人間の遺伝子の名前が変更を余儀なくされる
Excelで「1-1」のように入力するだけで自動的に「1月1日」と変換してくれる機能は時には便利ですが、単純に「1-1」と入力したかった場合はおせっかいに感じることも。実際に、この機能による「人間の遺伝子の略称を勝手に日付に変換してしまう」という問題が遺伝子学者を悩ませており、ついに科学者側が根負けして遺伝子の名前が変更されることになったと報じられています。

Excelのおせっかい機能は誰が使うのかと疑問を感じるくらい邪魔だ。この機能によって作業効率がどれだけ落ちたかわからない。しかし作業効率ばかりか、改名の必要が発生する事態となってしまっているのは流石に呆れる。だがこの機能を利用しているユーザーがいる限り、このおせっかいはなくならないだろうことも理解できてしまうところがまた厄介だ。

論文3597件のうちExcelが原因とみられるミスが見つかった論文は704件ほぼ20%

2016年に発表された研究では、遺伝子を扱った論文3597件のうちExcelが原因とみられるミスが見つかった論文は704件と、ほぼ20%の論文にこうしたExcelの自動変換機能の影響が現れていることが分かっています。

ほぼ20%にExcelの自動変換機能の影響が現れているのは無視できない規模だ。利便性を高めるための機能が足を引っ張るのは本末転倒もいいところだろう。

自動変換が発生すると表示だけでなくデータ自体が変わってしまう

Excelでは、こうした自動変換が発生すると表示だけでなくデータ自体が変わってしまうため、後で修正することは困難です。遺伝子学者はセルの書式設定を「文字列」に変更するなどして対応してきましたが、別の人が同じExcelファイルを開くとまた勝手に自動変換されてしまうといった問題もあり、解決には苦慮していたとのこと。

Excelの仕様が如何にダメであるかがよくわかる解説。余計な機能は付けてはいけない事例として語り継ぐべきだろう。


この記事へのコメント


人気ブログランキングへ