香港は死んだ

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ごきげんよう。

香港は死んだ 目に見えない戦車がやってきた

香港は死んだ 目に見えない戦車がやってきた
2020年6月30日。目に見えない、中国の戦車部隊が静かに香港に進駐した。「香港国家安全維持法」という恐怖による香港統治の幕開けである。23年前の7月1日に始まった「一国二制度」の香港は、死んだ。

香港は死んだ、というのは大げさでもなんでもない。「一国二制度」は主権国家の枠組みの中において一定の自治や国際参加を可能とする構想であるが、香港国家安全維持法でこれが覆った。

香港国家安全維持法

香港国家安全維持法は、人権を保障した香港の法律よりも優先される。にらまれたら最後、逃れる手立てがない。

これが一番の問題であり、香港が死んだ理由となる。もはや香港では人権は保障されず、簡単に逮捕される。

中国、香港国家安全維持法で世界中を摘発対象に

中国、香港国家安全維持法で世界中を摘発対象に…「戦争の理由」を得た米国が制裁強化へ
外国人がウイグルやチベット、台湾の独立問題についてインターネットなどで支持を表明しただけでも、香港渡航時に摘発の対象となり得るわけだ。香港国際空港では、トランジット(乗り継ぎ)でも一旦入境しなければならないケースが多く、単なる乗り継ぎも危険ということになる。

もはや香港にはトランジット(乗り継ぎ)すらできなくなる可能性があるということだ。

戦争の理由としては十分なもの

中国による香港国家安全維持法で、香港は「立法」「司法」「行政」の三権すべてにおいて、独立的地位を失った。これは、中国による強引な国境の変更と言ってもいいだろう。そのため、今回の一連の動きは戦争の理由としては十分なものであり、実際に軍事行動を取るか取らないかは別にして、米中間の新冷戦が深化したことは間違いない。

地図を書き換える案件であるということだ。香港は2047年まで認められていたはずの「一国二制度」を崩壊させられ中国に組み込まれた。たしかに戦争の理由になり得る。

抗議活動9千人逮捕と発表 香港警察、安全法順守狙い

抗議活動9千人逮捕と発表 香港警察、安全法順守狙い
これはまだ香港国家安全維持法が施行されていない段階での逮捕者数。
同法違反の10人を含め、合計370人以上が逮捕されている。

施行後に逮捕者はさらに増加しかねない。香港にはもう自由はない。ゆえに香港は死んだ。

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