オリンパス、デジカメなど映像事業をファンドに売却

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ごきげんよう。

オリンパス、デジカメなど映像事業をファンドに売却

オリンパス、デジカメなど映像事業をファンドに売却
オリンパスは24日、デジタルカメラを中心とする映像事業を投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP、東京・千代田)に売却すると発表した。

初めて買ったデジタルカメラがオリンパスだったが、一つの時代の終わりを感じるニュースだ。

スマートフォンなどの台頭に伴うデジタルカメラの世界的な需要減少

スマートフォンなどの台頭に伴うデジタルカメラの世界的な需要減少で、2020年3月期まで3期連続で営業赤字を計上していた。

まぁそうだろう。スマートフォンにしてからデジタルカメラの必要性を感じていない。デジタルカメラの世界的な需要減少は必然だろう。

スマートフォンなどの台頭に伴うデジタルカメラの世界的な需要減少

オリンパスの20年3月期の映像事業の売上高は436億円。総売上高(7974億円)の5%強にとどまる。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、4月の同事業の売上高は前年同月比で6割近く減少していた。

どこまでが新型コロナウイルスの感染拡大の影響なのかはわからないが、6割近く減少では、売却の判断に至ったのはやむを得ないかもしれない。

分社

今後、映像事業の構造改革を行い、黒字化を見込める構造にしたうえで分社する。

ファンドに売却して成功した例をあまり知らないが、オリンパスは黒字化を見込める構造になるのだろうか。皆がカメラのついたスマートフォンを持つ時代にデジタルカメラはどう対応していくのだろうか。

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