一神教の人たちに"地鎮祭"を理解してもらう方法

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ごきげんよう。

チェコ人「日本って家建てる前にエクソシスト呼ぶの?」→一神教の人たちに"地鎮祭"を理解してもらう方法はあるのか

チェコ人「日本って家建てる前にエクソシスト呼ぶの?」→一神教の人たちに"地鎮祭"を理解してもらう方法はあるのか


神主がエクソシストになってしまっているのは説明が悪かったと言う事なのだろう。実際の所、英語のページでは簡潔に説明している。
Ground Breaking Ceremony
The Japanese name is Ji Chin Sai, which literally means the pacification of the grounds.


地鎮祭とは?

そもそも地鎮祭とは?と問われて正確に答えることが出来るだろうか。
地鎮祭とは? 必要なものや費用など、知っておくべきポイント
地鎮祭は家の建築工事が始まる前のイベントで、土地を守る神様にその土地を使用する許しを請い、工事の安全を祈願する儀式

地鎮祭とは、土地を守る神様に対して行われる儀式。内容はその土地の使用する許しを請うこと。神道ならではといえる内容だが、キリスト教圏では聖地の概念があるようなので意図や意義が通じないわけでもないようだ。承認と祝福の儀式というと通りが良いかもしれない。

一神教じゃないですよ

地鎮祭の説明をキリスト教圏やイスラム教圏にする場合、神道とは?というところから説明しなければならない場合が多いと思う。神道は一神教じゃないという所で、キリスト教圏やイスラム教圏とは大きく異なるわけだが、説明も英語だと気を付けなければならないようだ。少なくともGODという単語は神道では使用しない方がいいだろう。例題として「千と千尋の神隠し」の英語タイトルが「Spirited Away」になっていることは参考になるかもしれない。GODではなく、精霊という意味でsprite/spiritのほうが通りが良いようだ。神道は精霊信仰に近いものという説明は理解されやすいかもしれない。

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