
ごきげんよう。
話題のレモンコーヒーに健康的メリットはある?
話題のレモンコーヒーに健康的メリットはある?
レモンコーヒーという単語は初めて聞いた。紅茶にレモンを入れるのはポピュラーといえるが、コーヒーにレモンを入れるという話は聞いたことが無かった。
脂肪を溶かし、頭痛を緩和し、肌を保護する効果がある?
1日のスタートには淹れたてのコーヒーが欠かせない人がいる一方で、グラス1杯の爽やかなレモンウォーターで目覚める人もいる。そして今、その2つを一緒にしたドリンクが、脂肪を溶かし、頭痛を緩和し、肌を保護する効果があると話題になっている。
何というか、レモンに脂肪を溶かし、頭痛を緩和し、肌を保護する効果があるというのも初めて聞くが、いったい真偽のほどはどうなのだろうか。
レモン入りコーヒーは脂肪減少を助ける?
レモン入りコーヒーは脂肪減少を助ける
判定:✖
レモンは? ほとんどの果物がそうであるように、一般的にはヘルシー。だが、「脂肪ロスとなると科学的に証明されたメリットは特にありません」という。要するに、コーヒーとレモンを合わせると余分な脂肪が落とせるというメリットには何の証拠もないということだ。
ちょっとレモンを入れるだけで効果が上がるようなものではないようだ。
レモン入りコーヒーは頭痛を緩和する?
レモン入りコーヒーは頭痛を緩和する
判定:✖
これはほぼまったくと言っていいほど根拠がない。カフェインを摂りすぎると頭痛になる率が高まるという研究がある一方で、それと正反対のことを言っている研究もある。でも、コーヒーにレモンを加えることが頭痛を和らげるという根拠はありません
カフェインの効果については研究がまだまだ必要そうだが、レモンについては頭痛と関連はなさそうだ。
レモン入りコーヒーは肌の健康に役立つ?
レモン入りコーヒーは肌の健康に役立つ
判定:✖
「健康な肌は果物や野菜と関係していることが肯定的に証明されています」と、ハンナ。「とはいえ、果物と野菜の具体的にどの成分がそのメリットと関係あるのかはわかっていません」絞ったレモン果汁から得られる微量栄養素の量はわずかだから、肌の改善を求めるなら、果物や野菜の全般的な摂取量を増やすことに取り組んだほうがいいと、彼は説明する。
これは反論の余地がない結論ではないだろうか。絞ったレモン果汁に期待し過ぎだ。
コーヒーにレモンを絞っていれたい?
正直な所、なんらかの効果を期待してレモンを加えるのはやめたほうがいいだろう。ただし、自分の好みでレモン風味のコーヒーが飲みたいのなら、自由にすべきだ。趣味趣向に口出しされることは誰でも嫌なことだ。コーヒーにレモン?お好みならだれに憚ることなくご自由にどうぞ。なお、個人的にはコーヒーはブラックが好きなので、レモンは入れない。
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