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シャープのマスク販売サイト、アクセス集中でスマート家電の操作に影響 なぜ?
シャープのマスク販売サイト、アクセス集中でスマート家電の操作に影響 なぜ?
シャープが4月21日に家庭用マスクをECサイトで発売したところ購入希望者のアクセスが集中し、思わぬところに影響が出た。同日午前中からSNS上ではシャープ製のエアコンや空気清浄機がスマートフォンで操作できないという報告が相次いでいる。
シャープのマスクECサイトへのアクセス集中。まともに見れない状態どころか、スマート家電とネットワークサービスにまで影響が出ている模様。公式アカウントでも謝罪がされている。
マスクのページ、私ですら今日一度も見れませんでした。ご迷惑おかけしたみなさま、申し訳ありません。
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) 2020年4月21日
原因はログイン画面が共通だったこと
シャープによると、原因は「マスクの購入と家電の操作に使うCOCORO IDのログイン画面が共通だったこと」。ここにアクセスが集中し、IDがなかなか認証されない状態になった。
これは利便性を優先して運用をよく考えずに共通化を選んだと言う事だろう。アクセス集中に耐えられるインフラがあれば問題なかったが、昨今のマスク不足の中でのECサイトでのマスク販売はシャープの想定を大きく超えていたのだろう。
制限
シャープは今回のマスク販売にあたり、買い占めなどを防ぐため、一度に購入できる個数は1人1箱、購入日から3日間は再購入できないといった制限を設けた。
アクセス集中を避ける意味でもこの制限は一定の効果があったかもしれないが、初日は関係ない。
4月21日(火)の販売は終了いたしました。
次回の販売開始は4月22日(水)午前10時頃となります。
とのことだが、4月22日(水)午前10時頃にまたアクセス集中が発生しそうだ。必要な人に行き渡る一助となっていると思えばシャープには頑張ってもらいたい。
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