ウイスキー投資対象に 希少品価格日本産も高騰

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ウイスキー、投資対象に 希少品価格、日本産も高騰

ウイスキー、投資対象に 希少品価格、日本産も高騰
希少価値が高いウイスキーの価格が近年高騰している。逸品に投資するファンドも登場し、多くの愛飲家にとって高級品は手の届かない存在となりつつあるようだ。

注目され、資金が投入されるという意味ではいいことだが、価格が高騰して酒として飲めない状況は本末転倒と言わざるを得ない。

需給不均衡

ウイスキーが投資対象となる背景には需給不均衡がある。生産には長期の熟成期間を要し、供給量が限られる一方で、アジアを中心に需要が急増している。ただ、本場スコットランドや日本の蒸留所が増産に乗り出し、世界の景気減速が目立つ中、今後も価格上昇が続くかは不透明だ。

需給不均衡は認識されていて、増産に乗り出して入るらしいが、果たしてどれだけ増産できるのか。増産によってバブルが弾ける可能性も出てくるが、まともに入手できず、飲むことが出来ない状況よりは健全だろう。ごく一部の超高級ブランドが投資対象になるのは構わないが、そうでないものまで価格が上がり品薄になる状況は不健全だろう。眺めているのも悪いとは言わないが、酒は飲んでこそ価値があるもの。

値段ではなく品質で価値を決めたい

特に極めて貴重なウイスキーの競売落札額はうなぎ登り。世界で40本しかないとされる「マッカラン」の1926年に蒸留された60年物は、2018年10月には約85万ポンド(約1.2億円)だったが、翌月に約120万ポンド、19年10月に約145万ポンドと、史上最高値を更新し続けている。

ウイスキーに限らないが、物の価値は価格ではなく品質で測るべきだ。品質に対して不相応な価格設定がされているものは淘汰されるべきだし、淘汰されていくものだ。希少性に価値を付けるのは構わないが、ブランドそのものが新たに投資対象になってしまい不相応な価格設定になれば、顧客が離れて価値が下がる恐れもある。一般に販売されているマッカラン山崎も価格が高騰している。危険な兆候だといえるだろう。マッカラン山崎は嫌いではないが、現在の価格では購入を見送る程度には高騰している。特に山崎は酷い。同じように感じている人は少なくないのではないだろうか。



世界最大規模のウイスキーコレクション、ネット競売へ

世界最大規模のウイスキーコレクション、ネット競売へ
ペプシコーラ・ボトリングの創業者が収集していたウイスキー4000本近くが、ネット競売にかけられることが分かった。数百万ポンド(数億円)の価値があるものや、既に流通していないものもあるという。今回のコレクションに含まれている1926年蒸留のマッカランの「ファイン&レア」は今年10月、別の競売で史上最高額となる150万ポンド(約2億2000万円)で落札されている。

蒐集家として、コレクター心理は理解できる。あるところにはあるものだと感心するばかりだ。書籍であれば目を通す。DVDやブルーレイであれば鑑賞する。ゲームであればプレイする。酒であれば愛飲するべきだろう。酒を飲まずに飾っておくのは勿体ない。せめて落札する人が酒を飲むことを目的としていることを願う。

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