迅速な復旧後に原因と経緯と結果を丁寧に説明

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引用元:偽りのアリス -放置世界と未熟な少女- 公式サイト

ごきげんよう。

「すごく丁寧」「好感が持てる」──スマホゲーム「偽りのアリス」の障害、運営元が図解 ネットで話題に

「すごく丁寧」「好感が持てる」──スマホゲーム「偽りのアリス」の障害、運営元が図解 ネットで話題に
「ここまで詳しい障害説明は初めてだわ」「すごく丁寧」──スマートフォンゲーム「偽りのアリス」で12月18日に発生した不具合について、運営元が障害対応の詳細を図解で説明し、ネットで話題を呼んでいる。

業種に限らず、トラブルが起きた時に迅速な復旧後に原因と経緯と結果が「解るように」丁寧に説明されると、納得して大人しくする以外になくなるものだ。このスマホゲーム「偽りのアリス」の障害はその良い例だと思う。

障害の対応時間





5時間で障害対応完了。素晴らしい。それから1時間足らずで抽象化した図を用意して説明する対応は見習いたいところだ。

障害の詳細をTwitterで報告。経緯を、図を交えて説明した

ゲームへのログインと公式サイトへのアクセスができない不具合が発生。運営元が緊急メンテナンスを実施し、午後9時40分ごろに復旧した。運営元は同日、この障害の詳細をTwitterで報告。経緯を、図を交えて説明した。



技術者でなくとも、何となく理解できるレベルまで抽象化した図を用意して説明するのは素晴らしい。ネットワーク障害エラーで書き込み処理が中途で終わって中途半端なデータが発生という説明は判りやすい。ユーザー側トラブル対応者と技術者が両方とも有能でなければできないことだ。またスマホゲームのサーバー運営形態を知る機会としても興味深い。
全16台のサーバに、読み取り専用データベースが2台ずつあり、復旧に時間を要したという

テスト環境ならマシン一台で構築可能であることも見て取れるが、実運用では全16台のサーバでなければ運用に耐えないのだろう。読み取り専用データベースが2台ずつあるという点も興味深い。そういった点が分かったことは面白い副産物かもしれない。

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