
ごきげんよう。
「周囲を不快にする」エース社員を切るべき理由
「周囲を不快にする」エース社員を切るべき理由
従業員たちがその管理職の態度に悩まされているのも事実だし
複雑なのは、その管理職が企業に大きな利益をもたらしているということだ。
その管理職はCEOの古くからの友人でもあったし、これまで長い間、CEOを大いに助けてくれた。
共通するのは
・下の者に対してはひどい態度で、間違いなくパワハラ認定されるようなことをしている。
・社長以外とは仲が良くないうえ、邪魔をしている。
・仕事の実績はある。
つまり人格以外が評価され、上役とだけ仲が良いということ。そういった人物が下を蔑ろしているという状況だ。
実例
実例として二人目撃している。一人は取締役で部下と同僚に罵詈雑言を浴びせ続け、リーダーをしていたプロジェクトチームを丸ごと退職させた後、さらに会社の3分の1を退職させることになった。もう一人は部長で衆人環視の中で長時間大声で恫喝罵倒を毎日のように繰り返して取引先をいくつか失った上、部下からパワハラで裁判に訴えられる事態になっている。前者は中小企業の話だが、後者はそれなりの大きな企業の話だ。
今すぐ言い訳はやめるべきだ
経営者や管理職にとって、無礼な人間に対して厳しい姿勢で臨むことは容易ではない。「彼にも悪気はないんだよ」「彼を辞めさせたら代わりを見つけるのが大変だ」などと言い訳をして、厳しくすることを怠ってしまう。「彼を辞めさせるような余裕はない」「そういう人なんだよ」「そんなに悪い人じゃないんだ」などと言うこともある。
だが、自分自身と会社のためを思えば、言い訳はやめるべきだ。その人が悪い態度を取っているという現実を直視し、絶対に厳しく対処しなくてはならない。
この言い訳は実際に聞いた。「悪くない人」や「悪気がない人」は他者を長時間に渡って不当に罵倒しない。「悪い人」だと認め、厳しく対処しなければ、周囲が離れていくことになる。次々退職していき離れていく様も実際に見た。
辞めるか止めさせるか
結局そういった悪い人と会社の中で遭遇した場合の選択肢は「辞める」か「止めさせるか」になってしまう。止めさせることが出来るのは悪い人より上役だけだ。記事のように距離を置くことで止めさせることは可能だろう。しかし悪い人が社長なら辞める他無いだろう。つまり選ぶなら、まともな社長と管理職がいる会社ということになる。会社選びは人選びだ。
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