アニメ Re:CREATORS(レクリエイターズ)を観た

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引用元:Re:CREATORS(レクリエイターズ)

ごきげんよう。

アニメ Re:CREATORS(レクリエイターズ)を観た


アニメ Re:CREATORS(レクリエイターズ)を観た。


Re:CREATORS(レクリエイターズ)とは


BLACK LAGOON』の広江礼威が原作・キャラクターデザインを務めた、オリジナルアニメ。加瀬大輝がコミカライズをしている。

コミック版は画力が高いので、お試しだけでもみて欲しい。
アニメ版公式サイトもあるので、付帯情報を集めてみるのもいいだろう。

視聴者の環境と状況を選ぶアニメ


率直に思ったことは、このアニメは視聴者の環境と状況によって評価が分かれそうなアニメだということだ。創作活動を実践していたり、関わっている人には突き刺さりそうな内容となっているからだ。なので創作活動に肯定的だったり理解がある人を選んだアニメと言えるかもしれない。

メアリースーの着想を想起させる敵役


メアリースーの詳細については、ウィキペディアニコニコ大百科を参照してもらいたい。明確な敵役が最初から登場するのだが、その敵役がメアリースーを想起させる要素の強いものになっている。良くも悪くもメアリースーで、これが序盤からエンディングまで響いているように思えた。

キャラクター達


このアニメでは戦闘シーンは多くあるが、主要な戦闘キャラクター達を含めて、その存在意義が疑われる。敵役がメアリースーを想起させるという点も大きくかかわっている。また敵陣営と味方陣営の区別にも大きな問題がある。特に敵陣営にいる理由に納得がいかない。敵役に騙されも仕方がない巧妙な仕掛けが欲しかったが、それがないのでキャラクターが騙されて無能にしか思えないので魅力をそぐことに繋がってしまっている。一方で味方陣営は騙されなかったという点で賢く感じるかについては疑問を抱く。騙される方がおかしく感じるからだろう。

クリエイター達


このアニメの肝といえる、クリエイター達。このクリエイター達に魅力を感じないなら、このアニメは楽しめないだろう。逆に言えば、クリエイター達に魅力を感じたなら、このアニメはある程度は楽しめると言う事でもある。クリエイター達が尖った感じが取られていたのは悪いことではないのだが、もっと個性的な人物がいても良かったと思う。現実的だったり、モデルが居たりするからかもしれないが、アニメならもっとインパクトを求める所も欲しかった。最もインパクトを求めた人物は居るには居たが、求められる方向性が違っていたので残念だったと思う。

キャラクター達に共感が出来ないという問題点


キャラクター達に共感が出来ないことが問題点として挙げられる。物語の中ではある程度著名な創作物として認知されている設定なので流されてしまっているが、実際にアニメを観る視聴者からすれば全く知らない創作物の登場人物たちで、どんな物語のどんな人物なのか、説明の範囲でしかわからない。それだけで共感が得られるほどに説明が深かったり優れているとは思わない。登場人物を減らして共感を得られる程度に深堀した方が良かったのではないかと思う。

キャラクターの多様性という武器


登場人物を増やしても多様性が保持されているのはこのアニメの武器だろう。一方でキャラクター達に共感が出来ないという問題点に繋がっているので、痛し痒しでもある。いっそ名もなきキャラクター達が初回に次々散っていき、厳選される展開もありだったかもしれない。

自虐も入ったエンディング


最後までみると当然エンディングとなるが、クリエイターの口から結末についての自虐が出てきた。同じ感想を抱いただけにわかっていたならもう少し違う結末について努力の余地があったのではないかと思ってしまう。これも結局はメアリースー問題ということになるだろうか。

感想


創作活動を実践していたり、関わっている人は見る価値があるかと思う。ただ作品の問題点は少なくない。その問題点まで含めて楽しむ寛容さと視点の高さが求められるかもしれない。全22話を最後まで見れたのは良かった。




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