ごきげんよう。
JASRAC、ネットで物議醸す「音楽教室に潜入調査」報道にコメント 「違法ではないと認識」
JASRAC、ネットで物議醸す「音楽教室に潜入調査」報道にコメント 「違法ではないと認識」
日本音楽著作権協会(JASRAC)が、ヤマハ音楽振興会が運営する音楽教室に、職員を約2年間通わせて“潜入調査”していたと、朝日新聞デジタルが7月7日付で報じた。職員が「主婦」を名乗って教室に入会し、約2年間にわたり数回のレッスンを受けた他、成果を披露する発表会にも参加したという。7月9日に行われる証人尋問では、この職員が証人として出廷する予定だ。
JASRACは職員が「主婦」を名乗って教室に約2年間通わせて証人として出廷させる真っ当な組織であることが明らかになった。
音楽文化の普及発展に資するという目的に反していないか
「JASRACの『音楽文化の普及発展に資する』という目的に反していないか」「生徒だと信じ、教えていた講師を気の毒に思う」「利用実態を把握する方法は、他になかったのか」などと批判の声も出ている。
JASRACの目的は金と言われても反論できないやり口だ。少なくとも音楽文化の普及発展に資するようなやり方ではないことは確かだ。
JASRACの「潜入調査」は合法か?
JASRACの「潜入調査」は合法か?
JASRAC調査員が客を装って現地調査をすることは珍しくはなく、裁判においてJASRAC管理曲は利用していないとの相手の主張への反証として、客として入店したJASRAC調査員による調査結果が使用されることはよくあります。JASRAC管理曲の利用が行なわれたかどうかという事実関係の話はともかく、当事者であるJASRACの職員の主観的感想にどれくらいの証明力があるか(裁判官の心証に影響を与えるか)は微妙かと思います。裁判の場では録音も公開されたりするのかもしれませんが。
結局のところ、違法ではないが、主観的感想にどれくらいの証明力があるか、という所に集約されると思う。
それってJASRACの感想ですよね?
この記事へのコメント