ごきげんよう。
THE GAMEオバケやしきのすうじのアクマをプレイした
THE GAME オバケやしきのすうじのアクマをプレイした
THE GAME オバケやしきのすうじのアクマを3人でプレイした。
THE GAME オバケやしきのすうじのアクマの概要と外観、プレイ感などをお伝えしたい。
THE GAME オバケやしきのすうじのアクマとは?
アークライト(Arclight)販売のカードゲームで「Kartenspiel "The Game"」のリメイク作品。
326(ミツル)さんのポップなイラストで新ルールなども加えてフルリメイクされている。プレイヤー全員が協力してゲームクリアを目指しす。 基本ルールはシンプルで、手札の数字カードを場に出せなくなった人が出た時点で敗北、バッドエンドとなる。逆に山札を無くせばノーマルエンド。手札まで全て無くせばトゥルーエンドとなる。そのため、オープニングや各エンディングカードが用意されている。
各種エンディングは実際にプレイして達成したら読んで欲しい。
プレイ外観
魔法陣シートが用意されており、山札置き場とカード置き場となる。
上側が1から上(UP)の数字を順に置いていくスペースで、下側が100から下(DOWN)の数字を順に置いていくスペースとなる。中央の「封印成功」の部分に山札を置く。山札が無くなれば封印成功というノーマルエンドとなるというわけだ。プレイ外観として次のようになる。
基本ルール
基本ルールは単純だ。場に出ているカードより上側は大きい数字を、下側は小さい数字を出していくだけだ。山札がある間は一人最低2枚、山札が無くなった後は一人最低1枚出さなければならない。単純ゆえに最適なカードが無い場合は一気に数字が飛び、悲鳴が上がることになる。
特殊ルール
特殊ルールが二つある。一つ目は10飛ばし。例えば上側が22の場合、通常なら23以上しか置けないが、10飛んでいる12だけは置くことが出来る。これを10飛ばしと言い攻略のポイントとなる。下側も同様に、72の場合、71以下しか置けないところが82だけは置けることになる。特殊ルールの二つ目は手札の数字や10飛ばしの可不可を直接口に出して言ってはいけないことだ。例えば「45を持っているから44には置かないで」や「10飛ばしできるから44には置かないで」とは言ってはならない。「44のところに置きたいカードがあるから置かないで」はOKだ。
特殊カード
何種類か特殊カードがある。
簡単に紹介しよう。
・リバース:手番順を逆にします。
・スキップ:次のプレイヤーの手版を飛ばします。
・ショット:次の手番のプレイヤーを指定します。自分は選べません。
・ドロー2:次の手番のプレイヤーは山札からカードを2枚引き、手札に加えます。
・サイレント:すべてのプレイヤーは会話が禁止されます。ジェスチャーはかまいません。
・死の宣告:このカードを出したプレイヤー自身か、次の手番のプレイヤーのどちらかが別のカードを出して隠さないと全員の敗北となります。
プレイ感
初期に配られる手札カード運にかなり左右される。中間の数字しかないと悲劇が生れる。逆に10飛ばしが上手くできると活躍している感触が得られて気持ち良い。手札が厳しくなり、カード置き場に「とどめ」を刺さざるを得ない時は諦めを味わうことが出来る。特殊カードではサイレントが面白い。身振り手振りのみで感情を表す機会は中々無いので新鮮だった。
初見プレイ
3人プレイなので、難易度は低め、のはずだ。手札が良かったことも有り、山札を無くす所までは成功した。しかし手札までは無くすことは出来ず、ノーマルエンドとなった。初見としては悪くないプレイだったと言える。
第二回目プレイ
初期手札が悪かった。悲劇は繰り返され、カード置き場は次々ととどめを刺され、山札は無くなることが無かった。バッドエンドとなった。初見でノーマルエンドだったので油断した、というわけではない。一人の悲劇は致命傷になりうるので初期手札が悪いだけで難易度が跳ね上がるのだ。途中で絶望感が漂っていたくらい、諦めの色の濃いプレイとなった。
印象的な語彙
具体的な数字がいえない、10飛ばしを宣言できないという特殊ルールのため、異なる語彙でそれを伝えることになるのだが、それが印象的だった。
・カッコいいプレイができるから、そこに置かないで(10飛ばし)
・上側の置き場のどちらかを殺すしかないんだけど、どっち殺したらいいかな(後から来た90番代2枚)-> 殺すな、生かせ -> ダメだ、殺すね
不満点
運に左右され過ぎる点はやはり不満が残る。カードを良く混ぜる位しか対応策が無い。上級ルールに「白紙カード」を利用してオリジナルの特殊カードを作って遊んでみることが提案されているので、それで対応するのも一つの手かもしれない。
満足点
シンプルで楽しい。サイレントとカッコいいプレイと絶望を楽しめるようになれば、このゲームはとても面白いだろう。手札まで全て無くす完全勝利トゥルーエンドを一度は達成したいので、またプレイしたいと思う。おすすめだ。
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