niconicoとAbemaTVの協業について

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出典:niconicoとAbemaTVが協業 「国内で競争している場合ではない」 (l_kf_nico_02.jpg) - ITmedia NEWS

ごきげんよう。

niconicoとAbemaTVが協業

niconicoとAbemaTVが協業 「国内で競争している場合ではない」
ドワンゴの動画サービス「niconico」で、インターネットテレビ局「AbemaTV」の番組を配信する。ドワンゴの夏野剛社長は「(動画配信サービス)はYouTubeが一強」とし、AbemaTVとの“共闘”を目指す。

悪いニュースではない。少なくとも前向きな姿勢であることは評価するべきだろう。YouTubeが一強という認識であることは一定の評価をしたいが、Huluやアマゾンプライム、Netflixが競合相手に出てこないのは不安を覚える。現状認識が疎かなのは大きな不安材料なのだが、大丈夫なのだろうか。

足りないのは連携ではなく高品質で便利な環境とコンテンツ

「日本のネット業界に足りないのは連携。AbemaTVとは補完関係が築けそうだ。より多角的に提携を進めたい」としている。

この認識には違和感がある。日本のネット業界に足りないのは高品質で便利な環境とコンテンツだ。YouTubeが一強と言っている割に連携が足りないとは、言っていることがおかしいことに気が付いていないのだろうか。YouTubeのどの部分が優勢を支えているのか分析が足りていないのではないかと思う。同じコンテンツでもYouTubeのほうが画質が良いことに目を背けていないだろうか。使い勝手の面でYouTubeに後れを取っている自覚はあるのだろうか。連携が足りてないという認識は危うく感じる。

niconicoとAbemaTVに期待する点

補完によってサービスが向上することはもちろん、YouTubeに負けている部分を正しく認識して改善することを期待したい。

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