成人向け雑誌の販売をコンビニ大手3社全てが撤退へ

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ごきげんよう。

成人向け雑誌の販売を8月末で中止へ

ファミマ、成人向け雑誌の販売を8月末で中止へ 一時は否定も競合に追随
8月末をもって、全国のファミリーマート店舗(計1万6683店)で成人向け雑誌の販売を中止すると発表した。コンビニ業界では21日に、セブン-イレブンとローソンが8月末までに成人向け雑誌の取り扱いをやめると発表済みで、大手3社が全て撤退することとなった。

今までが異常だったのだと思う。成人向けは正しくゾーニングされるべきで、コンビニで開けっぴろげに販売されていることがおかしかった。逆に言えば、ゾーニングされていれば問題ないと思う。

撤退を決めた理由

全店からの撤退を決めた理由を(1)女性や子どもに安心して買い物をしてもらうため、(2)20年のオリンピック・パラリンピック、25年の大阪万博等の開催を控え、訪日外国人が大幅に増加しているため――としている。

実際の理由がこの通りなのかについては大きな疑問は感じる。「(1)女性や子どもに安心して買い物をしてもらうため」は最初から無視していたことで今更過ぎるだろう。
コンビニから消えゆく雑誌コーナー その理由は?
iTunesカードなどのプリペイドカードがコンビニの売り上げを支える重要商品となっており、場所を取るくせにそれほど売れるわけではない雑誌・書籍よりも優先されるため。また、店のバックヤードが別の要素で圧迫されており、雑誌の置き場がなくなっている。

実際の理由は売れない上、邪魔だから。オリンピックや大阪万博は雑誌を切り捨てるのに好都合な言い訳だ。他の大手が撤退を先に発表しているとなれば渡りに船だったことは想像に難しくない。結局のところ、紙媒体の雑誌は時代に合わなくなったのだろう。


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