ごきげんよう。
アメリカの宅配便の場合
宅配小包を盗まれるのに嫌気がさした元NASAのエンジニア、自作でラメ爆弾を作り泥棒を撃墜!(アメリカ)
アメリカの宅配便の場合、特に指定がなければ、玄関先にそのまま荷物を置いておく。だがやはり、時折それを持ち去る小包泥棒の被害が発生している(該当記事)。
日本の場合は不在の場合は再配達をしてくれる安全と優しさに溢れた素晴らしい対応をしてくれるので、アメリカのように不在時に宅配された小包が盗まれるケースは基本的には無い。日本の宅配業のありがたみをひしひしを感じる事例だともいえる。日本の宅配業に関わる全ての人に感謝を。
小包泥棒へのリベンジ
監視カメラがあるとはいえ、泥棒がいつ捕まるか、その荷物が戻ってくるかどうかもわからない。そこで、リベンジを挑んだのはNASAの元エンジニアである。
彼が開発したのは、開けたとたんにラメパウダーを大量に振りまき悪臭スプレーを噴射し続ける、やっかいなトラップ付きの箱だ。
玄関に小包に見せかけたラメ爆弾を設置。そして案の定泥棒が現れた。ところが...予想外の小包爆弾に驚き、毒づく犯人。その映像に大反響が巻き起こった。
アメリカではカジュアルに他人の小包を盗む泥棒がいるようで、相当に頭に来ていたのが伝わってくる。それを踏まえると本当に愉快痛快なリベンジだ。泥棒には一切同情しないし、ざまぁみろとしか思えないところも素晴らしいところだ。勧善懲悪トラップは見事だと称賛せざるを得ない。
手抜きが無いガチ
装置系の設計はお手の物のマークさんが、わりとガチで半年かけて作ったのは小包泥棒がすぐに飛びつきそうな高級家電並みに美しい外観の箱。
小包トラップは単純なものではなく、カメラ、悪臭、ラメ、GPS、外観、動作試験、ラベルの送り主と一切の手抜きが無いガチなところは強いこだわりと技術力の高さが見えて面白い。元NASA-JPLのエンジニアというのを活かしたスキルの使いどころの視点も面白い。同じような被害に遭った人ほど、共感できるだろうし、犯人に罰を与えることに愉悦を感じることだろう。
小包泥棒の周知や抑制
気軽に泥棒されている様は気の毒に感じる。アメリカやその他、宅配の再配達が無い国にとっては小包泥棒の周知や抑制の一助になったかもしれない。宅配ボックスや再配達も検討しても良いのではないかと思うが、国の事情と意識の違いは如何ともしがたいのだろう。少しでも小包泥棒が減ることを願う。
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