電子タバコの安全性はニコチンの有無だけではない

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ごきげんよう。

電子タバコが爆発

ポケットの電子タバコが爆発 英男性が下半身に大やけど
「作業用のズボンのポケットを見たら電子タバコが爆竹のように燃えていました。発火して花火が散ってて煙が出ていたんです。慌ててズボンを脱ごうとしたけれどズボンも燃えていて。バッテリーに使用されている強い酸性の液体が漏れており、左脚と陰嚢に酷いやけどを負ってしまいました。」
「今は歩くことができないんです。シャワーやトイレの時には激痛が伴うのでモルヒネを使っています。8時間に1回は傷口を奇麗にして包帯を替えたりしなければなりません。」

別の記事に写真もある(閲覧注意)
Man Almost Had His Balls Blown Off When E-Cig Exploded
単純に爆発しただけの被害ではなく、バッテリーから液体が漏れて火傷が拡大した点は注目に値する。負傷の具合もかなり深刻であり、非常に痛々しい。

過去の事件

「充電中に電子タバコが発火したという通報は何件か寄せられている」と述べている。2015年には、米フロリダ州で電子タバコの爆発により昏睡状態になった男性のニュースが伝えられており

過去に深刻な事件はすでに起きている。アメリカの事例も挙げよう。
電子たばこ爆発で男性死亡、破片が頭に 米フロリダ州
米フロリダ州セントピーターズバーグで5日、男性がペン型電子たばこの爆発のため死亡する事故があった。同州ピネラス郡当局は15日、破片が頭蓋骨に突き刺さってできた外傷が死因だったと検視報告書などから断定した。
米消防局によると、2009年から2016年の間に電子たばこによる爆発事故や火災は、個別のもので195件あり、133人の重傷者を出した。そのうち38人は特に重いけがだった。

無視できない数の事故や火災が起きている。電子タバコの安全性についてはニコチンだけではなく、爆発のリスクも勘案すべきだろう。米フロリダ州の事故についてはフィリピンの業者「Smok-E Mountain」が製造したものだと記載されているが、他の多くの事故についてはどの電子タバコが爆発したのか言及が無いのは怖いところだ。

電子タバコのリスク

スマートフォンやノートPCなどバッテリーが爆発する事例は他にもあり、口にくわえるものにバッテリーがあるのは怖いと思ってしまう。普通の紙巻きたばこと同じサイズの電子たばこはワット数が小さく、大きな爆発を起こすような威力はないとされているが、バッテリーの液漏れなどのリスクはどうだろうか。いずれにせよ、安心のできる基準や規格や安全テストなどをクリアしたもののみの流通としてほしい。
なお、一般社団法人日本電子タバコ協会なるものが存在するようだが、WEBサイトは空っぽで活動しているようには見えない。JECIA 一般電子たばこ工業会というものも存在するが、安全性についてはニコチンの有無についての言及だけで、バッテリーや爆発リスクについては全く記載は見られない。電子タバコについてはリスクをよく認識したうえで手にしてほしい。紙巻きたばことは異なり、バッテリーに関する注意点があることを意識しなければならないだろう。何も起きなければそれに越したことは無いのだが、個人的には現状では手にしないことにしている。

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