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水中ドローンが深海で大活躍
水中ドローンが深海で大活躍、知られざるサメの繁殖地を発見
水中ドローンが撮影した、アイルランドの西200マイル(約320km)沖で珍しく発見されたサメの繁殖地の映像が公開された。発見に携わった調査チームのDavid O'Sullivan氏いわく「これまでにアイルランド海域で記録されたことのない規模」の発見だという。
ドローンというと、無人で遠隔操作や自動制御により飛行可能な航空機械だと思っていたが、水中版もちゃんとあり成果を上げているのに驚いた。
統合型マッピング
Holland 1は、MIとアイルランド地質調査所(GSI)が共同で進めている「アイルランド海洋資源の持続的発展のための統合型マッピング(INFOMAR)」プログラムの一環として開発された。INFOMARの目標は、沿岸地域の「海底の物理学的、化学的、生物学的な特徴のための統合型マッピング製品」の開発だという。
これは要するに海底を隈なく調べつくし、資源を持続的に獲得できるようにしよう、という話だろう。非常に有意義だといえる。是非日本でも行って欲しいと思えるほどに。
日本の資源
日本の領海にはメタンハイドレートが確認されており、安価で利用できれば大きな恩恵が期待できる。詳細な所在が全域でマッピングできれば大きな成果だろう。それ以外に漁獲面でも持続的な獲得のために調査や事業が必要だろう。
うなぎを例に出そう
うなぎをめぐる現状と対策(平成30年11月)
ニホンウナギは、5年から15 年間、河川や河口域で生活した後、海へ下り、日本から約2,000km離れたマリアナ諸島付近の海域で産卵。産卵場が特定されたのは、平成23年2月(研究開始から36年)であり、依然としてその生態に不明な点が多い。
生態調査に水中ドローンが貢献できる可能性はあるだろう。これはもちろんウナギに限らない話ではあるが。
水中ドローンの可能性
将来的にグーグルマップの水中版が出来たら面白いと思う。思わぬお宝の発見にもつながるかもしれない。
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