
© 2017 市川春子・講談社/「宝石の国」製作委員会 「宝石の国」公式サイトより引用
ごきげんよう。
宝石の国
宝石の国を観た。
今回はニコニコ動画の一挙放送で1話から12話まで一気に見た。
なお、Kindle版の宝石の国1巻と2巻は今なら無料なので読んでみると良いと思う。
なお、ネタバレはある程度はしないわけにはいかないので、未見の人はご注意を。
TVアニメ『宝石の国』ティザーPV
まずはPVを観ておくと良いかもしれない。
1. フォスフォフィライト
フォスフォフィライトの判りやすい紹介。口だけで役に立たない落ちこぼれだが、天真爛漫で自分のかわいいさを確認するような妙に憎めない末っ子。能天気で深刻な悩みや悲壮感も無いが、任せられる仕事も無い日々。戦闘職に憧れるフォスフォフィライトに先生から与えられた仕事は「博物誌編纂」だった。それでも情報を得るためシンシャを訪ねるが・・・
第一話のフォスフォフィライトとシンシャをよく覚えておきたい。
2. ダイヤモンド
先生から与えらえた仕事「博物誌編纂」の参考になりそうな話を聞いて回り、ダイヤモンドが変わった戦い方をしているという話を聞くフォスフォフィライト。話を聞きに行くと彼らの敵である「月人」が現れ戦闘になるが・・・
月人の姿と月人との戦闘の衝撃を素直に受け止めておきたい。
3. メタモルフォス
巨大カタツムリが月人によって落され、フォスフォフィライトが吸収されてしまう。巨大カタツムリを無力化するがフォスフォフィライトが見当たらない。手掛かりを探して皆の話を聞いていくと・・・
なぜ月人は巨大カタツムリを落としていったのか、考えておきたい。
4. 魂・肉・骨
フォスフォフィライトはシンシャの助言と皆の協力で再生したが、巨大カタツムリの成れの果てであるナメクジと会話ができるようになっていた。ナメクジは王を名乗り、フォスフォフィライトは先生にナメクジの言葉を伝える。その後ナメクジはフォスフォフィライトだけを海へと誘う・・・
魂・肉・骨の説明は真実か否かはともかく、よく聞いておきたい。
5. 帰還
結局海に入ったフォスフォフィライトはナメクジことウェントリコススの計略にはまり、月人に捕らわれる。ウェントリコススの弟を人質に取られ脅されていたからだ。しかし月人はそれだけではなく・・・
月人が交渉できる相手だという重要な事実が開示されている。ナメクジたちのその後は知ることが出来なくなる。
6. 初陣
海からはウェントリコススたちによって戻ることが出来たフォスだが、両足を失った。しかし代わりの足をつけることに成功し、足が速くなった。戦闘職を希望したフォスフォフィライトはアメシストの二人につけられる。3日間神経を張り詰め疲れ果てたフォスフォフィライトの下に月人が現れ初陣となるが・・・
戦場の新人とはこんなもので、周りの皆の反応はフォスフォフィライトへの期待を反映したものだったのではないだろうか。
7. 冬眠
宝石たちは冬眠する。しかも可能な限り着飾って皆で固まり冬眠するのは斬新だ。フォスフォフィライトは今までの冬は真っ先に寝て最後に起きていたが、今回は眠れず冬眠しない宝石アンタークチサイトと冬を担当する。冬の作業をこなす二人だが、フォスフォフィライトは流氷に話しかけられ・・・
流氷の声は何物の意図なのか。悪意なのか善意なのかわからない。
8. アンタークチサイト
流氷に誘われ両腕を失ったフォスは緒の浜でアンタークチサイトと一緒に腕の代わりを探すように先生に指示される。良い選択肢が無かったために金をはめると大惨事に。そこを狙ったかのように月人の襲来を受けるのだが・・・
獲得と喪失。物語は大きくかじを取られることになる。
9. 春
冬は終わり、他の宝石たちは冬眠から目覚めたいった。戦闘に慣れたフォスフォフィライトは憧れた「戦闘職」が単なる危険な作業であることを理解し始める。300年変わらなかったフォスフォフィライトは一冬で変わった。髪も他の箇所へ回して短くなり、腕は液体状に自在に変化が可能となり、精神も大きな喪失感で変貌し・・・
第一話のフォスフォフィライトと比較してほしい。
10. しろ
フォスフォフィライトは今までに無い大型で獣人のような月人に遭遇する。勝ち目がないと見切り撤退、先生と一緒に戦えるようにする作戦をとるが、拠点には他の宝石がまだおり・・・
「しろ」というのは城ではなかった。
11. 秘密
獣人型月人と様々に戦闘を行うが、相手は有効な攻撃で分裂して倒すことが出来ない。しかしようやく表れた先生に対して獣人型月人は・・・
宝石とは異なる先生には最初から疑問を抱くが説明は無い。先生とは何者なのだろうか。
12. 新しい仕事
先生に疑問を抱き始めたフォスフォフィライトは月人との対話を求める。しかし対話には至らず判らずじまい。そして先生に呼ばれる。第一話でそうであったように。シンシャとの約束は果たされるのか、それとも・・・
第一話のフォスフォフィライトとシンシャを思い出してもらいたい。
総括
面白い。オススメ。CGアニメであることが、良い形で生かされている。是非続きを観たい。
仕方ないので原作コミックを読むことにする。
この記事へのコメント