IBMがRed Hatを買収した後に期待したいこと

gahag-0024933102-1.jpg
ごきげんよう。

IBMがRed Hatを買収

IBMがLinuxのRed Hatを340億ドルで買収へ ハイブリッドクラウド強化
米IBMは10月28日(現地時間)、Linuxデュストリビューター大手の米Red Hatを買収すると発表した。買収総額は約340億ドル(約3兆8038億円)で、取引は2019年下半期に完了の見込みだ。

IBMがRed Hatを買収。規模としても約340億ドル(約3兆8038億円)と非常に大きい。IBMはこれまでも多くの買収を行ってきたが、IBMにとって過去最大規模の買収になる。

Red Hatを振り返る

設立が1993年で今年で25年となる。Amazonが1994年で24年、Googleが1998年で20年、Facebookが2004年で14年なのを鑑みれば、IT企業としてはそれなりの歴史があるとはいえ、IBMは1911年で107年と老舗なので、歴史では比較にならないだろう。
Red Hatは2003年を最後にコンシューマ向けのディストリビューションの販売・サポートを中止し、Fedora Project に移譲し、企業向けの Red Hat Enterprise Linuxに軸を移している。サポートのあるLinuxといえばRed Hatが代表的だったと言える。2010年以降はクラウドソリューションなどにも注力している。

IBMの今後

この買収により、両社は「クラウドへのオープンなアプローチを提供し、複数のクラウドにわたる前例のないセキュリティと可搬性を実現」し、IBMを「1兆ドル規模の成長市場であるハイブリッドクラウドのトッププロバイダーにする」としている。

クラウドとセキュリティを重視する方針が垣間見られるコメントだ。実際、成長が見込める分野だろう。それ以外にも、ソフトウェア企業としてどのような製品を出すのか注目だ。
ただ、個人的には撤退してしまったパーソナルコンピュータ事業部門をこの機会を奇貨として復活させてほしいと思う。Lenovoに売却済みなので、Red Hat Enterprise Linuxを搭載した新しいブランドを立ち上げて欲しい。企業向けはかなり需要がありそうだがどうだろう。個人向けは厳しいだろうが、選択肢が増えることの意義は小さくない。是非期待したい。

この記事へのコメント


人気ブログランキングへ