
ごきげんよう。
草津温泉への旅行日記その2
草津温泉湯畑周辺で昼食
湯畑草菴の足湯カフェ 湯畑草菴に昼食を食べに寄る。足湯や宿泊もできる施設なのだが、今回は昼食のみ。店内のテーブル席で軽食やお酒の他、昼食も取ることができる。皆でおっきりこみ(1,200円税別)を食べた。注文がうまく通っておらずそれなりに待たされ各自ばらばらと食べることにはなった。とはいえ量はそれなりで味は良かったので満足した。
「酒仙の宿 晩」にチェックイン
草津温泉にある「酒仙の宿 晩」へ徒歩で到着。なお、道順はナビに従って最短距離を進んだが、細い路地を上に下に複雑な道順を通る難解さで湯畑に戻る自信はゼロだと断言できるほどだった。実際宿の人には徒歩で来たことに若干驚かれた。事前に連絡を入れて迎いに来てもらうことが出来たようだ。
部屋は12畳でこんな感じだ。最初から布団がひかれていたが、それでも十分な広さだった。温泉に入った後、布団にダイブするのにもってこいだ。
「酒仙の宿 晩」にて入浴 一回目
宿にはかけ流し24時間いつでも貸切できる2つのお風呂が用意されている。ひのき風呂と岩風呂だ。泉質は塩分が強く、湯畑周辺の硫黄の強い香りとはだいぶ違う泉質となっている。まず岩風呂に入る。3人だと大分余裕のある広さでゆったりできた。塩気は味でもすぐわかるほどで、岩風呂の外延部には塩の結晶が見られる。いい湯だった。
「酒仙の宿 晩」にてゲーム
ボードゲームと酒を持ち込んでゲーム。プレイしたのは以前にも紹介した「ワイナリーの四季」だ。今回はワインを飲みながらではなく、温泉上がりにビールを飲んでからプレイした。プレイ内容については、最後に大分まくったのだが、惜しくも敗れて2位だった。あと1ターンあれば逆転してたんだが、残念だ。
「酒仙の宿 晩」にて夕食
メインの食事。創作和食と紹介しているが、洋風な品も含まれている自由な献立だった。宿主がオリジナルカクテルを提供してくれるのも他にはない魅力だろう。和食に合うスッキリしたカクテルを用意してくれた。実際の料理はこのようなものだった。
まずは豆乳鍋。既に煮込みは終わっていて温めるだけとなった状態で出してもらえた。

カモ肉と野菜を中心とした前菜など。手が込んでいて見た目も良い。

アヒージョフォンデュとカクテル。野菜とパンをその場でアヒージョできるのは楽しかった。

根菜の煮物。月とウサギがあしらわれた一品。出汁が良く効いていた。

締めにごはんとお吸い物。ご飯は釜炊きだったが撮り忘れた。

驚くべきことに、全て美味しかった。見た目といい、カクテルといい、味といい、宿の飯としてはこれまでで最高だ。
「酒仙の宿 晩」にて入浴 二回目、三回目
夕食後と、起床後にひのき風呂に入った。この時は一人で独占だ。かけ流しでひのき風呂にいっぱいに張られたお湯が、入るとざばっと溢れるのは爽快だった。こちらの泉質も岩風呂と同様に塩分を含むものだった。ひのきの香りに包まれた入浴はリラックスできた。
「酒仙の宿 晩」にて朝食
夕食の質の高さから朝食も期待が出来た。出てきたのは割合とスタンダードな宿の朝食だった。

だが、スプーンの入った瓶入りの温泉卵が伏兵だった。ジャガイモのペースト入りというその温泉卵は今まで食べた温泉卵とは一線を画す美味さだった。他も期待を裏切らない味だった。ご飯はもちろん釜炊きだ。とろろと焼き鮭で食べるご飯は格別の朝食だ。とにかく食事の質の高さに大満足の宿だった。次も是非とも「酒仙の宿 晩」に泊まりたいものだ。
共同浴場「地蔵の湯」にて入浴
共同浴場「地蔵の湯」にて入浴。共同浴場なので入浴無料。誰もないタイミングだったのは運が良かった。ただ、温度が高く熱かった。慣らしながらゆっくりと動きを小さくして温まった。宿の温泉と違い、硫黄の匂いのする温泉だった。宿主の話では、湯畑周辺の硫黄の含まれる割合の少ないところの温泉から入り、その後で硫黄の割合の多い温泉に入るのが良いとのことだった。逆の順序だと硫黄の成分が洗い落とされて効果が低くなるそうだ。今回は効果的な順序で温泉に入れたことになる。
お土産
温泉地のお土産は饅頭を買う事にしている。時と場所によっては他のお土産も買う事はあるが、饅頭はマスト。温泉帰りでない限りなかなか饅頭は食べないからだ。今回は最もスタンダードで知名度もあると思われる湯の花まんじゅうを購入した。

前回も購入したような気がするが気にしない。他のお土産も見たが、心惹かれるものが無かったのでこれだけにしておいた。
総評
雨が降っていることを除けば、大満足の草津だった。宿良し、料理良し、温泉良し。硫黄の匂いを嗅ぎにまた行きたい。
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