「日本製の高性能飛行艇」US2の今後

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ごきげんよう。

日本製の高性能飛行艇US2をインドが購入?

初の武器輸出?インドが「日本製の高性能飛行艇」US2購入を決定か
武器輸出を解禁した「防衛装備移転三原則」による初めての大型商戦が、実現へ向けて大きく前進する。後述するが、実現すれば「武器には当たらない」(政府答弁)という飛行艇が「武器輸出の第一号」となりかねない
インドがUS2に関心を示し、日印両政府は2013年5月、輸出へ向けた協議を開始した。インド側は海軍機として12機、沿岸警備隊機として数機の購入を表明、合わせて20機近い大型商戦となる見通しだったが、交渉開始から5年が経過した現在もまとまっていない。

確かにかなり前から交渉しているというニュースを観た覚えがあったが、5年経過してまだまとまっていないのは商売としてどうなのか。インドでの契約は一苦労という話はよく聞く。
ようやく交渉がまとまり、2016年11月、当時の黒江哲郎防衛事務次官がインドを訪問して、日印の防衛当局同士で合意する段取りだったが、当日になってインドの首相官邸から「待った」がかかり、協議を続行することになった。

直前で条件をひっくり返されたり、問題が発生すれば責任を擦り付けられたりは当たり前に起きるらしく、記事でもその様子が見て取れる。
果たしてこの話はまとまるのだろうか。

日本製の高性能飛行艇US2をギリシャが購入?

救難飛行艇、ギリシャ輸出検討 防衛装備初の売却狙う
「US2」をギリシャに輸出する検討に入った。ギリシャは消防飛行艇としての活用を想定し、取得交渉を進める意向を日本側に伝えた。今後、本格的な協議に入る。

ギリシャでの話も出てきている。US2が魅力的であることは確からしい。インドのように直前で条件が変わったりしなければ案外あっさり決まることも有るかもしれない。

国内初の「消防飛行艇」?「US2」の改良機

ヘリ7倍の水タンク…海自US2を改良「消防飛行艇」、新明和工業が開発中
同社が構想する消防飛行艇は、海自の救難飛行艇「US2」の改良機で、一度に消防ヘリの7倍の約15トンの水を運搬できる。直接海や湖に離着陸して取水できるため長時間の消火活動が可能という。

国内向けにはUS2の改良機が国内初の消防飛行艇となるかもしれないという話も出ている。1機あるだけでかなり心強いのではないだろうか。

US2の今後

新明和工業の新中計、US-2の消防・インド輸出やボーイング増産対応
US-2型救難飛行艇は、機能・性能向上による防衛省の更新予算の獲得や増勢をめざします。
US-2消防飛行艇は、水上を滑走しながら15トンの消防用水を取水でき、林野火災や大規模都市火災時の迅速な初期消火や延焼防止、避難民の安全確保などの消防活動が想定されています。
同時に海外では、インドへの輸出に向け、現地のマヒンドラとの協業検討を進めます。

US2は機能性能向上をしながら活躍の場を広げようとしていることは確かだ。

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