サマータイム要請から考える逆行する東京五輪

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ごきげんよう。

2020年五輪の決定と五輪組織委員会の発足

2013年9月に2020年五輪の東京開催が決定している。決定から5年ほど経過している。
五輪組織委員会は2014年1月24日に発足している。発足から4年半ほど経過している。

サマータイム

「サマータイム導入検討」IT関係者は反発 菅官房長官「決定した事実はない」
五輪組織委員会の森喜朗会長が先月、安倍晋三首相にサマータイムの導入を要請

先月である。2020年に五輪を控えているのに2018年7月に要請だ。大きな影響が見込まれるサマータイムの提案が今頃になって出てくる。五輪組織委員会は今まで何をしてきたのか問いただしたくなるのも仕方ないと思う。

菅官房長官は、「報道は承知しているが、政府としてサマータイム導入を目指すとの方針を決定した事実はない」とした上で、「サマータイムは国民の日常生活に影響を生じるものであり、大会までの期間は2年と限られている」と指摘

あと2年しかないことが判っていないのかと。五輪組織委員会が発足した2014年に提案されていれば違った受け止められ方をしたかもしれない。

前例のある10月開催

個人的には一番暑い時期に当たっている開催日程
2020年7月24日 – 2020年8月9日を10月にずらすべきだと思う。
前例として1964年東京オリンピックの開催日程が参考になると思う。
1964年10月10日 – 1964年10月24日だ。
サマータイムと比べて混乱もなく、気温も落ち着き、何より前例がある。

逆行する東京五輪

日程はより酷暑の時期に。ITは活用せずに足かせに。ネット通販ひかえてと言う。五輪で求めるのは普通は逆ではないか。最低限期待する五輪は、選手や観客が熱中症で倒れず、ITや生活が混乱せず、経済効果も多少あることだ。
このままでは最低限を下回りかねない。1964年には出来たことが出来ない、とはならないでほしい。


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