定額配信サービス時代の新しい音楽の測り方

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ごきげんよう。

これまでの音楽の測り方

これまで音楽はどれだけ売れたか、セールスの数でその価値を測られていた。
しかし今やCDプレイヤーはほとんど販売されていない。少なくとも新車ではCDプレイヤーは廃止されている。
米フォード、新車から「CDプレイヤー廃止」宣言 業界で最遅
一方日本のオリコンではCDランキングが未だ幅を利かせている。
デジタルというカテゴリでダウンロード販売のランキングとしてCD販売から分離させている。ランキング内容を見るとCDとデジタルは全く違う。一人で同じCDを何枚も買うファンを抱えているアイドルグループがCDランキングでは上位であり、一人一曲のダウンロード販売とは客層が異なる。

新しい音楽の測り方

全英シングルチャート、集計に「音楽ビデオ再生数」反映へ
イギリスでは音楽チャートの集計基準に動画のダウンロード及びストリーミング再生回数が取り入れられることとなった。集計にあたってはダウンロード販売件数やCDやレコード盤の売上、ストリーミングによる楽曲及びミュージックビデオの再生回数がカウントされることになる。映像がカウントされるサービスはアップルミュージック、スポティファイ、ユーチューブ、Tidalだ。
広告が表示される無料のストリーミングで再生されたコンテンツは、有料のものとは違った基準でカウントされる。7月6日以降の全英チャートでは、有料のストリーミングの100再生を1セールスとカウントする。無料ストリーミングは600再生で1セールスとカウントされる。

これは個別セールスのみならず、音楽を聴いていることを測ろうということだろう。この基準自体がどうなのかという点は議論の余地がありそうだが、実際のカウントにどの程度の影響があるのかは興味深い。ミュージックビデオの重要性が高まることで質が上昇するのは歓迎するべきことだ。ヒット曲の定義という意味では、OK Goの「A Million Ways」ような曲は一定の評価がされるべきだろう。

定額配信サービス

以前に「定額配信サービスによる変化と音楽の価値」としてまとめているが、アメリカでは既に定額配信サービスが三分の二という現状があるし、世界中で主流になっていくことだろう。定額配信サービスで聴いている音楽をどのように評価するか。イギリスは一定の基準を設けて反映することでそれに答えた。日本はどうするのか。その答えが求められることになる。

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