PCを新調した。
以前に今年の夏にPCを新調したいといっていたが、実現させたのは冬となった。
まず新調した一番の理由は、PCが壊れてから新調してきたのを改めるため、というのは以前にも触れた通りなのだが、時期がずれたのは、新PC候補の性能、コストと当時の現行PCの様子を窺っていたからだ。
当時の現行PCの様子については微妙で、唐突に画面が乱れてフリーズする案件が不定期に発生していた。何週間も問題なかったかと思えば、一日に3回発生することもあったりで、不安定で不安を覚えざるを得ない状態だった。
また長期間使っていた弊害として、記憶容量の圧迫でレッドゾーンが常となっていたこともある。処理能力そのものについても、若干不満を感じる程度にはなっていた。このあたりについてはソフトでの不要データの定期的な削除や、使用アプリの最新化、設定の見直しなどで誤魔化ながら運用していた状況だった。
処理能力について一例を取ると、ゲームのキャプチャーに問題があった。ウェブ上のまとめなどに従ってチェックリスト方式で順番に確認対処を進めたが、ハードウェアの接続確認、ソフトウェア的な解決対応案では改善はしても解決はせず、結局の根本原因はPCの性能と相性的なものだと断じるに至った。
画面が乱れてフリーズする案件については、ハードウェア的、ソフトウェア的なものの両方の原因が考えられたが、対応策は空振りに終わったため特定には至らず、発生頻度のバラつきと低さで実質的には目をつぶっていた。端的には祈っていたといってもいい。
部品交換やSSDの追加などでの早期対応も考えたが、フリーズの原因不特定、処理能力や寿命を考慮しPC新調自体は早めに決めていた。この辺りの対応時期と対応方法は判断が分かれるところだと思う。
当時の現行PCの問題は、さらにその前のPCが壊れてから新調していたことがそもそもの根本原因といえると思っている。PCが壊れて復旧不能であることを苦労の末に結論してからPCを新たに注文したので、空白期間が随分と開いて手間がかかった上、新PC選び自体に時間と余裕を持てなかった。一言でいえば急いで雑に決めたのだ。
当時の現行PCの購入後に行った再セットアップとデータのサルベージにも苦労した。動かないPCを相手に移行するのは時間と労力と金がかかると改めて思い知らされたものだ。すでに知っているはずのことを高い授業料を払って再教育されたといっていい。
それを踏まえていれば、今年の夏にPCを新調するべきだったかもしれないが、適切な予算の枠組みで欲しいPCと必要なPCをすり合わせて吟味するのには時間を掛けたいところだった。
Ryzen Threadripperに興味津々だったが、安価を強みとしていたRyzen Threadripperが日本向けでぼったくり価格を仕掛けてきたことや、必要なPCとしてはRyzen Threadripperを搭載するようなハイエンドクラスではなく、ミドルクラスで十分という判断を下し、性能とコストパフォーマンスに納得がいくようなPCを探すのに時間を掛け冬にようやく登場したことで、新調に至ったということになる。結局Ryzen Threadripperは選ばなかった。
PC新調後の移行など、いろいろ便利になったと痛感しているので、これは別途取り上げようかと思う。
PCの新調は計画的に。
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