小説「オーバーロード2 漆黒の戦士」を読んだ

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ごきげんよう。

小説「オーバーロード2 漆黒の戦士」を読んだ。



小説家になろう版との違い

ここでも、1巻と同じくまず、小説家になろう版との大きな違いを指摘しておきたい。小説家になろう版では主人公は根拠地に残ることを主体とし、ナーベこと、ナーベラル・ガンマを単独で送り出している。アニメ版や書籍版しか知らない方は数々のやらかしをしていそうに想像し、非常に危なっかしいと驚かれるのではないかと思う。書籍版で追加されたキャラクターが登場するかと思えば、敵役の重要人物が未登場で運命が変わっていたりと、少しずつではあるが、バタフライエフェクトのような効果を発揮し、物語は書籍版との違いが次第に鮮明となっていく。

書籍の挿絵等について

さて、書籍に付属している挿絵等について。書籍の巻頭には扉絵として3ページ分のサイズで、星空の下に食事を取りながら談笑する依頼人と冒険者達が勢ぞろいの一枚絵と、クライマックスの一騎打ちの戦闘シーンが掲載されている。読後に改めてみると切ない気分になるだろう。また1章から4章に章分けされているが、章ごとに4枚の表紙挿絵、4章にはクライマックス用に追加1枚の挿絵が用意されいる。1章では前途多難と頼りなさを見せているが、クライマックスではそれを払拭してみせているのは面白い。巻末にはゲームステータス表示を模した形で4人のキャラクター紹介が行われている。1巻では紹介されなかった階層守護者と2巻で活躍したナーベラル・ガンマとペットが選択されている。ナザリックの戦力紹介と2巻での活躍キャラクターの紹介は妥当なところだろう。

物語の内容について

物語の内容については、目次を引用させてもらう形に留めたい。
Prologue
1章 二人の冒険者
2章 旅路
3章 森の賢王
4章 死を切り裂く双剣
Epilogue

383ページある実際の中身については、自身で読み進めて楽しんで欲しい。

おすすめ

2巻はサブタイトルの通り、漆黒の戦士の冒険、英雄譚とも言うべき物語ではあるのだが、これは冒険によってできた英雄譚ではなく、英雄譚のための冒険なのだ。理不尽で暴力的で残酷な描写もある。偽善や打算を自覚しそれでも良しと断定している。それでもなお、おすすめです。

アインズ・ウール・ゴウンに栄光あれ。

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