会議の意義と開口一番の見当違い

ごきげんよう。 「会議でトンチンカンな発言をするベテランエンジニア」の、深い洞察。 「会議でトンチンカンな発言をするベテランエンジニア」の、深い洞察。 まだ駆け出しの頃に私が働いていた会社で、会議やミーティングで「開口一番見当違いのことを言う人」がいました。 「いや、あれわざとやってるんだよあの人。ちょっと考えれば間違ってるってわかる、っていうくらいのことを、わざわざ考えてきてんの」 残念ながら、未だかつて、そういった人と出会ったことが無い。 なんか意見ありますか? 「なんか意見ありますか?」 「………」 ってなっちゃう機会が通常の会議よりかなり多いような気がしているんです。 これは会議のやり方ではなく、面子と内容で発生する事象だと思っている。意見を言う余地のない「報告会」だと無言にならざるを得ないし、意見を言うつもりのない人の集まりだと無言になるのは当たり前だ。そういった名前だけの会議ははっきりいって無駄だ。 会議の意義 会議の意義とは何か。意見の交換をすることと、方針の決定を行う事だ。意見が無かったり、最初から方針が決まっているのなら会議を行う意義は無い。しかし意見の無い会議や方針の決定を行わない会議というのは往々にしてある。その点で意見の交換を促す「開口一番見当違いのことを言う」のは無言よりは余程有用だろう。

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