切り裂きジャック、DNA解析で正体が判明
ごきげんよう。
キャラクター化された切り裂きジャック
切り裂きジャックはある意味でキャラクター化されている。
2019年4月25日に『殺人探偵ジャック・ザ・リッパー』というプレイステーション4用、Nintendo Switch用ソフトが発売される位にはキャラクター化が確立している。知名度が高いと言い換えてもいい。
他にも格闘ゲームやFateシリーズなどにも登場している。オーバーロードの2巻にも中位アンデットという位置づけで登場している。
既に過去の正体不明の連続殺人犯の代名詞にして、特定の誰でもない何かと化していたと言える。
切り裂きジャック、DNA解析でついに正体が判明
切り裂きジャック、DNA解析でついに正体が判明
切り裂きジャックは当時23歳だったポーランド人理髪師アーロン・コスミンスキーであることがわかったという。遺体のそばに落ちていたショールに付着した血液と精液を採取し、最新の技術による遺伝子検査を実施。その結果、最も有力とされながらも、あくまで容疑者の一人であったコスミンスキーのデータと合致したのだ。
未だに捜査が行われていたことも驚きだが、1888年の事件が130年の時を経て遂に真相究明されたことは驚愕せざるを得ない。切り裂きジャックはこれで誰かわからない連続殺人犯から、特定されたアーロン・コスミンスキーとなった。現代技術は切り裂きジャックに勝利した。あまりにも遅い勝利ではあったが、一定の意義はあるだろう。当時の被害者に哀悼の意を。