フェイク指摘のツイートがフェイクだった
ごきげんよう。
パリの凱旋門が燃えている?
「パリの凱旋門が燃えているのはフェイク」というツイートがフェイクだった
パリの凱旋門が燃えているかのように撮影された写真と、道ばたで燃える火を撮影するカメラマンたちの姿を写した写真が投稿されています。これは「パリの象徴である凱旋門が燃えているかのような写真をカメラマンたちが撮影している」と指摘するツイートで、3万7000件以上リツイートされることとなりました。しかし、AFP Fact Checkによると、このツイートに添付されている2枚の写真は撮影日時および撮影場所がそれぞれ異なるそうです。
フランスのデモが過激化しているので、凱旋門が燃えている写真を出されても驚かない。しかし素直に信じずに写真の真贋を疑う所までは良いと思う。その後にフェイクの指摘がフェイクというのは手が込んでいる。今回の凱旋門の写真は疑う心理を逆手に取った騙されやすい良い例かもしれない。「硫酸をかぶってしまった時の対応のデマに注意」で取り上げたことがあるが、初見で情報を鵜呑みにしないことを心掛けたい。