租税の3原則とアダム・スミスに反する消費税増税

アダム・スミス(イギリス人経済学者「国富論」著者) ごきげんよう。 消費税増税対策 増税対策 ポイント還元率2%→5%に 消費税増税対策とするキャッシュレス決済時のポイント還元制度に注目が集まっていたが、政府は、還元率を支払代金の5%とする方針を固めた。カード会社が店から受け取る決済手数料率を3%強に抑えることを制度参加の条件としており、カード業界が反発。カード払いの頻度が少ない中小商店街団体からも、効果は望みにくいとの指摘が出ている。 段々本末転倒な様相を呈してきている消費税増税とその対策。そもそも消費税増税自体が現状では避けるべき愚策なのだが、対策もおかしな方向へ流れている。 租税の3原則 もっと知りたい税のこと 税の三原則「公平・中立・簡素」 公正の原則 経済力が同等の人に等しい負担を求める「水平的公平」と経済力のある人により大きな負担を求める「垂直的公平」があります。近年では「世代間の公平」が一層重要となっています 中立の原則 税制が個人や企業の経済活動における選択をゆがめないようにするのが、中立の原則です。 簡素の原則 税制の仕組みをできるだけ簡素にし、理解しやすいものにするのが、簡素の原則です。 財務省のサイトに堂々と租税の3原則が掲げられている。しかし消費税増税とその対策である軽減税率やキャッシュレス決済時のポイント還元などは公正の原則に反し、中立の原則に反し、簡素の原則に反している。軽減税率は基準が不公正で中立ではなく、複雑にしています…

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