新華社通信と環球電視網を共産党宣伝機関と認定

ごきげんよう。 新華社通信と環球電視網を共産党宣伝機関と認定 米司法省、中国メディアに「外国の代理人」登録義務付けへ-関係者 米司法省は、中国国営新華社通信と中国環球電視網(CGTN)に外国代理人登録法(FARA)への登録を義務付けると通知した。事情に詳しい関係者が明らかにした。 米国、新華社など2社を「共産党宣伝機関」と認定 取材に制限科す可能性 米国司法省はこのたび、中国官製メディアの新華社通信を中国政府の宣伝活動を行う機関だと認定し、外国代理人登録法(FARA)に基づき、登録するよう命じたという。 外国代理人に登録された企業は、外国勢力のためにロビー活動や秘密情報活動をする組織と見なされ、ホワイトハウスでの取材制限や、記者証明のはく奪もありうるという。 米司法省はこれまで20の中国メディアを外国代理人として登録している。中国日報(チャイナ・デイリー)、人民日報、新民晩報など。いずれも中国官製メディア。 報道機関を名乗っているが、実際には宣伝機関だと認定するのは断固とした対応だ。ジャーナリズムに基づく報道ではなく、共産党の宣伝であると名指しすることの意義は非常に大きいだろう。フェイクニュースは国民の敵という認識にも通じる。 報道か宣伝か アメリカは外国代理人登録法への登録で共産党宣伝機関を制限できる。日本も同様に対応してほしいところだが、外国代理人登録法に該当する法が無い。共産党宣伝機関だと判っていても対応できないのは何とかしてほしいところだ。現状では読…

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週刊金曜日のジャーナリズムの灯火は消えた

ごきげんよう。 ジャーナリズムの灯火とは 「週刊金曜日」新社長・植村隆氏「リベラルなジャーナリズムの灯火を消してはならない」 韓国カトリック大学客員教授の植村隆氏(60)が28日、東京都内で記者会見した。植村氏は「リベラルなジャーナリズムの灯火を消してはならないという思いから引き受けた。憲法を守る、『週刊金曜日』を守る、というのが私の新たなスローガン」などと抱負を述べた。 即座のツッコミが多数入っていると思うが、それでも言わなければならないだろう。 ジャーナリズムの灯火を消してはならない?散々捏造デマ報道を流してロクに訂正も謝罪もしてない、お前が言うなと。 名誉を傷つけられたのは誰か 植村氏は朝日新聞記者時代、慰安婦に関する記事を執筆。それらの記事が「捏造(ねつぞう)」だと攻撃され、名誉を傷つけられたとして東京地裁などに名誉回復を求める訴えを起こしている。 名誉を傷つけられたのは、捏造記事で汚名を着せられた当時の日本人だ。捏造記事を書いた記者に捏造だと指摘することの、どこに名誉を傷つける要素があるというのか。 週刊金曜日のジャーナリズムの灯火は消えた 週刊金曜日について。残念ながら、今後は全くジャーナリズムは期待できない。 捏造記事を書いて訂正や謝罪どころか、逆に裁判で名誉回復を求めるなどという、まるで反省が無い人物がトップに立っている。そんな組織は信用しようが無い。信用が置けない組織が書く記事は信用できない。信用できない記事に価値は無い。つまり、週刊…

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カヤック中にオットセイにタコで顔を思い切り殴られる

ごきげんよう。 カヤック中にオットセイにタコで顔を思い切り殴られる カヤックにのっていた男性がオットセイに「タコ」で顔を思い切り殴られるシーンが激写される 海でカヤックをこぎながら自然を楽しんでいた男性が、突然現れたオットセイに「タコ」で顔を思い切り殴られるというハプニングが、偶然にもアクションカメラのGoProに撮影されて話題になっています。 字面だけみると意味が分からない。正直映像を見ても意味が分からない。 タコで殴られる 今までの人生で「タコで殴られる」という話は聞いたことが無いし、そのような表現はフィクションでも見た覚えが無い。辛うじて海産物という括りではゲームではモンスターハンターがマグロを武器に模したことがあったり、漫画ではハンターハンターがダツ(駄津)をダーツにしたことがあったり、映像作品ではキリストがゾンビを魚でなぎ倒す、ショートフィルム「イエスの拳」なるものがあったりするが、決して一般的とは言い難い。 オットセイがタコで殴る しかもタコで殴ったのがオットセイ。 オットセイではないが、より大きいトドと戦う場面を描いた作品としては、漫画のゴールデンカムイが挙げられる。もちろんタコで殴ってくるようなことなく、トドに対して銃や銛で戦っている。 オットセイとタコ 実際にはオットセイはタコを捕食する対象としている。記事でも最後には解説をしている。 タコが好きなニュージーランドオットセイは人前でも恥ずかしがらず、海中で捕まえたタコを海上で振り回し…

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風営法第二三条が遵守され、景品交換所が無くなる未来

ごきげんよう。 「景品交換所」は聖域ではなく諸悪の根源 菅官房長官が「パチンコ規制」に本腰  「景品交換所」という聖域にメス (選択出版) 菅氏がさらに踏み込もうとしているのが「ギャンブル依存症対策」という聖域だ。 それが、パチンコと競馬に対する規制強化だ。ギャンブル依存症対策基本法は具体策を政令に委ねている部分が多く、行政の判断で動かせる部分が多い。菅氏はここに着目し、パチンコ景品交換所や場外馬券売り場の改廃に踏み込む意向をにじませているという。 まず最初に言っておきたい。「景品交換所」は聖域ではない。違法賭博の条件である換金を脱法的に行うための諸悪の根源だ。まずは風営法と三店方式を確認していこう。 風営法 第二三条 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律 第二三条 第二条第一項第七号の営業(ぱちんこ屋その他政令で定めるものに限る。)を営む者は、前条の規定によるほか、その営業に関し、次に掲げる行為をしてはならない。 一 現金又は有価証券を賞品として提供すること。 二 客に提供した賞品を買い取ること。 現金との交換を可能にする「三店方式」とは パチンコ店が出玉を『特殊景品』に交換 交換所(店の近くにある)が『特殊景品』を現金に交換 交換所が『特殊景品』を景品問屋に売却 景品問屋が『特殊景品』をパチンコ店に売却 何故こんな欺瞞がまかり通っているのかといえば、違法だとする判例がまだないからだ。 一方で店外の景品交換所が実質的にパチン…

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アニメ「オーバーロードⅢ 第12話」感想評価解説

(TVアニメ「オーバーロードⅢ」オフィシャルサイトより引用:画像) © 丸山くがね・KADOKAWA刊/オーバーロード3製作委員会 ごきげんよう。 アニメ「オーバーロードⅢ 第12話」を観た オーバーロードⅢ 第12話「大虐殺」を観た。 カッツェ平野を舞台に繰り広げられる、対王国へのアインズ・ウール・ゴウンの一方的虐殺を描く第12話 ガゼフとレイヴン候 カッツェ平野で布陣し最終勧告も終わり開戦しているが、王国軍と帝国軍は動かない。そんな中でレイヴン候がガゼフと語りかける。まずはガゼフの装備についてだ。剣はレイザーエッジ<剃刀の刃>。鎧ごとバターのように切り裂けると解説付きで感心しながら、王国に伝わる4つの秘宝を全て身に着けたあなたが王国の秘宝だとまで称賛するのは戦場ということもあり、本気の称賛だろう。なお他の装備は疲労しなくなるガントレット・オブ・バイタイリィ<活力の小手>、常時癒しを得るアミュレット・オブ・イモータル<不滅の護符>、アダマンタイト製で致命的な一撃を避けるガーディアン<守護の鎧>となっている。王への称賛に話は変わるが、そこでレイヴン候は玉座を狙っていたことを告白している。これは原作小説にはない大胆な変更でガゼフに心を開き切ったという演出だろう。その後、父親の顔になったレイヴン候は、王が王子を安全と思われる後方へ下げた親心に共感を見せる。王子を指して親の心子知らずを語るのは寂しさが感じられてよかった。 アインズ・ウール・ゴウン登場 動かな…

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エミー賞授賞式から見える今後の映像コンテンツの主流

ごきげんよう。 アメリカのテレビ事情 アメリカのテレビ事情を確認してみよう。 アメリカのテレビは4大ネットワークABC、CBS、NBC、FOXと、その他独立系(ローカル、ケーブル、衛星放送、IPTV)にわかれる。4大ネットワークは広く浅くで、放送規制が厳しくなっている。独立系は割と好き勝手にやっているようだ。結果としてアメリカでは多チャンネル化が進んでいる。 ケーブルで有名なのはHBOだろう。セックス・アンド・ザ・シティやゲーム・オブ・スローンズ、以前に取り上げたローマなどを手掛けている。 エミー賞授賞式 ネットフリックス、アマゾン、HBOがエミー賞総なめ。俳優たちは「サンキュー、役者を救ってくれて」 「サンキュー、アマゾン!」というのを、最初の1時間で数回聞いた。「サンキュー、ネットフリックス、役者を救ってくれて」という俳優もいた。 9月17日夜、3時間に渡りネットワークテレビ局NBCで放送された、優れたテレビドラマに贈られるエミー賞授賞式の中継でのことだ。ドラマの視聴率でしのぎを削ってきたテレビ局よりも、アマゾン(Amazon)、ネットフリックス(NetFlix)のオリジナル作品が次々と受賞し、会場から驚きの声が上がった。 今回のエミー賞授賞式は、現在のアメリカで多チャンネルからオンラインストリーミングへ移行していることを象徴するようなものだったようだ。 ネットフリックスなどのストリーミングでドラマを見て、CMで中断されないことに慣れると、テレビ番組を見る気…

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規制を強める中国から流出する本物のジャーナリスト

ごきげんよう。 厳しい自主規制 中国メディア、続く記者流出 厳しい自主規制に反発 当局による情報統制が厳しさを増しており、目を付けられることを恐れたメディア側が自主規制を進めていることへの不満が背景にある。海外への人材流出も相次いでおり、日本に活路を見いだそうとする記者もいる。 中国は共産党の一党独裁で、現在は事実上の習近平の独裁体制となっている。くまのプーさんすら規制するほどの統制社会にされている。その中にあっては、自主規制は防衛策として理解できなくはない。しかし、報道を志す人間であれば反発するのは当然だろう。 ネット規制 中国、強まるネット規制の行く末 中国の国営メディアが4月9日、規制当局が同社の主力アプリ「今日頭条(今日のヘッドライン)」を3週間停止させたと報じたからだ。当局は、同じく同社が運営する下品な冗談を共有するためのアプリ「内涵段子」は全面禁止にした。 当局は噂話も取り締まっている。そのため一部のポータルサイトは、有名人の情報の代わりに愛国的内容を提供するようになった。規制当局は有名人の噂話を書くライターのミニブログも閉鎖させている。映画スターの陰口を目にすれば、政治家の噂話をしても許されるとの誤解につながると心配しているのかもしれない。そうしたニュースが、習近平(シー・ジンピン)国家主席の発言に対する注目を奪うと懸念している可能性もある。 中国のネット規制といえば金盾だろう。 中国のグレート・ファイアウォール(金盾)とは|なぜVPNが必要? …

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小惑星Ryugu(リュウグウ)への着陸成功

(小惑星探査機「はやぶさ2」搭載ローバMINERVA-II1の小惑星Ryugu(リュウグウ)への着陸成功についてより画像引用)(画像のクレジット:(c)宇宙航空研究開発機構(JAXA)) ※日本時間9月22日11時44分頃に撮影。MINERVA-II1のローバ-1Aがリュウグウ表面において最初にホップして移動しながら撮影したカラー画像。左側半分がリュウグウの地表面。右側の白い部分は太陽光によるもの。 ごきげんよう。 小惑星Ryugu(リュウグウ)への着陸成功 小惑星探査機「はやぶさ2」搭載ローバMINERVA-II1の小惑星Ryugu(リュウグウ)への着陸成功について 小惑星探査機「はやぶさ2」から搭載ローバのMINERVA-II1を分離し、小惑星Ryugu(リュウグウ)に着陸させる運用を実施しました。 運用の結果、MINERVA-II1(ローバ-1A 、ローバ-1Bの2機)はリュウグウに着陸できたことが確認できました。各ローバの状態は正常で、リュウグウ表面での探査を開始しています。 遂にはやぶさ2がリュウグウにタッチダウンを決めた。 以前取り上げてから注目していたが、関係者各位に心からの称賛を送りたい。宇宙開発の金字塔ともいっても過言ではない偉業だ。 次の成果への期待 次の成果として期待されるのは、データを取得して、解析することだ。未知の物質が取得できても、既知の物質が取得できても、解析によってさまざまなことが解明されることになるだろう。21世紀でもわからない…

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運転がドライブレコーダーで全て記録される時代

ごきげんよう。 強引な追い抜きをした男を逮捕 観光バスの車内事故を誘発、強引な追い抜きをした男を逮捕---ドラレコなどから特定 前走していた観光バスを対向車線側から乗用車が強引に追い抜き、危険を感じたバス運転者が急ブレーキを掛けたことで乗客3人が重軽傷を負う事件が起きた。 追い抜いたクルマは逃走していたが、警察はドライブレコーダー映像から車両を特定し、運転者を逮捕している。 接触無しでも、危険運転で負傷が発生すれば運転者が逮捕されるという代表的な事例になるかもしれない。こうした逮捕を積み重ね、周知していくことで危険運転を抑制すべきだ。教訓に満ちている事例だと思う。 ドライブレコーダー 事故が起きる危険について、追い抜きを仕掛ける側は認識していないことが多々でもある。こうした事故も一昔前だったら容疑者特定は困難だったが、今はドライブレコーダーのレンズが容疑者の逃走を許さない。 まさにこの通りで、ドライブレコーダーによって逃げ切ることが出来ない時代になった。SNSでドライブレコーダーの映像が公開されることも普通となっているのだから、運転免許の更新時の研修にドライブレコーダーがあることで逃げることも、ごまかすこともできない時代になったことを教えるべきだろう。

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Lenovoへの対応を過去を振り返りながら考える

ごきげんよう。 Lenovoへの対応を過去を振り返りながら考えるLenovoの概要Lenovo幹部のバックドア仕込み発言Lenovoの過去の事件Lenovoへの対応 Lenovoの概要 現在のLenovoの本社は中国北京にある。 さらに主要な子会社には  モトローラ・モビリティ  NECパーソナルコンピュータ  富士通クライアントコンピューティング 等がある。 またIBMからPC部門を買収しThinkPadのブランドも手中に納めている。 ハッキリ言ってモトローラのスマホも、NECや富士通のPCも、ThinkPadも、Lenovoとなった後は信用できない。 なぜ信用できないのか。最近のLenovo幹部の発言と過去の事件をみていこう。 Lenovo幹部のバックドア仕込み発言 Lenovo幹部が「中国ではバックドアを仕込んでるけど他の国ではやってない」ことを示唆 Hortensius氏は、「もし中国政府がバックドアを世界的に求めたとしたらですか?それはやりません。もし中国政府が中国国内向けにバックドアを求めたとしたら、と言うことであれば私はとりあえず『中国にある多国籍企業はみんな同じことをやるでしょう』とお答えしておきます」と返答したといいます。Hortensius氏はまた、「当社は現地の法律を順守します。もし現地の法律がバックドアを仕込んではならないとすれば、当社ではバックドアは仕込みません。当社では法律を順守するだけでなく、倫理や法の精神に従います」と返答。 …

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