小説「幼女戦記 (2) Plus Ultra」を読んだ
ごきげんよう。
小説「幼女戦記 (2) Plus Ultra」を読んだ。
架空戦記の本領発揮で面白い
以前に触れた「幼女戦記 (1) Deus lo vult」でのレビューではWEB版やアニメ版、コミック版にも触れたので、入門編としてはそちらから見ていただきたい。
今回は既に「幼女戦記 (1) Deus lo vult」でのレビューを一読されている前提で、純粋に「幼女戦記 (2) Plus Ultra」について、語っていきたいと思う。それではまずは「幼女戦記 (2) Plus Ultra」の目次をご覧いただきたい。
前巻「幼女戦記 1 Deus lo vult」では個人、或いは部隊の部隊員という立場での実戦や、試験要員や大学生活、部隊錬成訓練など、豊富な経歴を紐解く前段階といえる話だったが、「幼女戦記 (2) Plus Ultra」では満を持しての部隊長として部隊を率いての最前線での実戦に突入していく。
架空戦記としての本領発揮といえる、部隊指揮による最前線での活躍は鮮烈だ。適切な準備と相互認識によって物事が順調に進み、部隊の練度が見えてくるのは心地よく感じる。
物語は大きな作戦の準備段階「前進準備」までで切られているので、続きが気になることだろう。
おすすめです。